東ジャワ第二の都市マランに遊びに行ってきた。

その他

バンジャルネガラから鉄道の通るプルウォケルトに移動してスタバで夜の電車まで時間を潰す。

色々と目的地を決めてさあ駅に行こうという頃に急激に体調が悪くなる。

プルウォケルトの駅に到着したが

これは不味い、少し動いただけで腹が轟音を響かせ噴射体制に入ってしまう。

朝から屋台で買ったパンケーキもどきしか口にしていないし飲み物もコーヒーを飲んだくらいだが、数日前に串肉を食い過ぎて腹の調子が悪かったところに雨でやられてしまったのか。

仕方がなかったってやつだ

意識外の噴出で既にパンツを破棄することは確定してしまったが駅で電車を待つ間にベンチとトイレを何度も往復する。

600kmの道のりを8時間かけて行く

既に次の日に遊びに行く予定の街への往復チケットを買ってホテルも取ってしまったし、何ならスラバヤの友人まで誘ってしまった。

これは早急に治さないといけないと駅で下痢止めとヤクルト1パックを買ってガブ飲みする。

後は天に身を任せる

電車移動の間は体調が悪いこともあり、ぐっすりと眠ることが出来た。

8時間フルで寝て体調も既に回復しており、完全復活である。友人の前で大失態をやらかすことは無さそうだ!(フラグ)

今回やってきたのはスラバヤから南に90km進んだマランという東ジャワでも2番目に発展した都市だ。

インドネシアの神戸と例えられるらしいが、古い街並みを残しながらも観光地が沢山あり国内外からの観光客が非常に多い人気のある街である。

行きたかったんすよ

ブロモ山への観光拠点にもなっているマランであるが、今回はTumpak Sewu(千段の滝)と呼ばれる滝を見に行きたい。

雨降っとるやないかい!

早朝にマランに到着するも天気は最悪、強めの雨が降っていて屋外の観光地は厳しい。

バンジャルネガラもそうだが、昼くらいまでは晴れて夕方にスコールが降るという雨季のセオリーを守って欲しいものだ。

プランBに変更

滝を見に行けないのは残念だがここには多種多様な観光地がある。

天気は読めないし気を取り直して他に行きたかった観光地へと移動する。

マランの北西に位置するバトゥという街は古くはオランダの統括地であり、現在はリンゴの栽培や豊富な自然を活かした観光地で賑わっている。バンドンのレンバンに非常に近い気がする。

雲に隠れて見えないが有名なアルジュナ山の膝下

マランからグラブタクシーに乗って40分、料金は¥800程とリーズナブルだ。

Jatim Park2

Jatimとはジャワティムル(東ジャワ)の略で第一から第三までが離れた場所に点在しており、ここJatim Park2は動物に特化した施設が集まっている。

Jatim Park1は遊園地、Jatim Park3は日本街があったり恐竜のオブジェクトなどの写真撮影に特化した施設だ。

Museum Satwa
合間には大木をモチーフにしたホテルが
Batu Secret Zoo

動物学博物館と動物園が一緒になった施設だが実は11年前に訪れたことがあり、その時は集団での訪問で満足に見る時間が無く、悔しい思いをしていたがやっと再訪することが出来た。

博物館から行くぜ!

入館料は博物館と動物園がセットで¥1500、雨は小降りだが濡れたくないので博物館から見ていく、開園時間ピッタリに来たので1番乗りだ。

エントランス
昆虫ゾーン
世界中の動物の模型とジオラマが

館内はかなり広く、世界中の動物の精巧な模型とその生息地を再現したジオラマが沢山並んでいる。

クオリティが高く見ていて飽きない
展示数も非常に多い
かなりリアル
鳥の標本や
魚のホルマリン漬けもある

割と巻きで見ても1時間くらい掛かった、1人で来ていたらここだけで一日時間を潰せそうなくらいだ。

しかし今日は色々見て周りたいので次に移動しよう。

動物園に移動

外に出ると運良く雨が上がっていたので動物園に、ここは動物園も非常にクオリティが高い。

コモンマーモセットの子供
世界最小の猿ピグミーマーモセット
タマリンやタルシウスなどの希少種も

展示数が多く動物も近く見やすい、導線がしっかりしていて次から次に楽しませてくれる仕掛けが満載である。

私のインドネシア初の動物園はここだったが、ここより見る側に配慮された素晴らしい作りの動物園は他に知らない。

解説もユニークで子供から大人まで楽しめる
ドワーフマングース、かわいい
サイチョウ、隣の人がカメラのレンズ突っつかれてた
カンムリバト、かっこいい
サバンナエリアは見通しが良く没入感がある
ヒョウ、借りてきた猫みたいだがこれがジャワ島にいるのか
トラの展示エリア
インドネシアでは多くの地域でトラは絶滅している
爬虫類館
デカいコモドドラゴンが3匹いた
口から出る涎に毒が
アルカイックスマイル
キングコブラ、デカすぎる
これは楽しみ
海水魚がメインだった
ピーコック
パールム、激ヤバファイトも納得の体付き

園内は非常に広い、エリア別に別れているが導線に従ってゆっくり見ているだけで2時間くらい掛かる。

アルパカがいたり
オオカワウソがサービスしてくれたり
インコを肩や腕に乗せて写真撮ったり
マダガスカルエリアでは餌付けも出来る

触れ合いコーナーでは別料金の¥200で3種類のキツネザルに餌を与えたり、体に抱きついてきた猿と写真を撮れる。

ワオキツネザル
アカエリマキキツネザル

オランウータンやトラと写真を撮れる動物園は数あれど、キツネザルと写真を撮れるのは珍しい気がする。いい思い出になった。

件名:主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました

例の迷惑メールのせいでオオアリクイを見るたびに変な笑いがこみ上げてしまうが実物を見るとデカい、尻尾を合わせると私より大きいだろう。

蟻を食べることに特化した顔の形は本当に奇妙だ、こんな生物がいることに驚きを隠せない。

「主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました」

いきなりのメール失礼します。
久光さやか、29歳の未亡人です。
お互いのニーズに合致しそうだと思い、連絡してみました自分のことを少し語ります。
昨年の夏、わけあって主人を亡くしました。
自分は…主人のことを…死ぬまで何も理解していなかったのが
とても悔やまれます。主人はシンガポールに頻繁に旅行に向っていたのですが、それは遊びの為の旅行ではなかったのです。
収入を得るために、私に内緒であんな危険な出稼ぎをしていたなんて。一年が経過して、ようやく主人の死から立ち直ってきました。
ですが、お恥ずかしい話ですが、毎日の孤独な夜に、身体の火照りが止まらなくなる時間も増えてきました。主人の残した財産は莫大な額です。つまり、謝礼は幾らでも出きますので、私の性欲を満たして欲しいのです。お返事を頂けましたら、もっと詳しい話をしたいと考えています。連絡、待っています

何度見ても意味不明、チンパンジーのやつとこれは秀逸
この鉤爪はヤバそうだ

実際に原産地のブラジルでは漁師がオオアリクイに殺害されるという事件があったらしく、件のメールにも信憑性が…あるわけがない。

遊戯施設やミニ遊園地もある
怖い

楽しい、楽し過ぎて一周見終わった後にもう一周したいとリクエストするが友人に拒否されてしまう。

時間は昼過ぎ、この調子で次はJatim Park3行くべと移動しかけた所で大雨が降ってきた。

動物園にいる間だけでも降らなくてよかった

Jatim Park3は写真を撮る所って感じだが屋外施設も多く雨が降ってるなら微妙だなと目的地を変更、一路マランの市街地を目指す。

翌日の早朝にはソロに向けて出発しないといけないが、一日滞在は流石に時間が足りない。

悪天候で諦めた滝も含めてまだまだ行ってみたい場所があるので何とか時間を取ってまた来よう。

市街地は渋滞しているが雨は降ってない

マランに戻ってくると道はめちゃくちゃ混んでいるが雨は降っていない、友人がもう疲れたしモールに行きたいと言うのでモールを目指していたがちょっと寄り道をしてもらう。

マランの虹の街

スマランにもあったスラムをペンキで塗り上げ観光地にした村、こっちが本家である。

道路を挟んだ反対側は青一色に
まるでモロッコの青の街…とはちょっと違うかな…

せっかくだしちょっと見ていくかと思った瞬間こっちでも土砂降りの雨が降ってきた。

結局その後も朝方まで雨は降り続き、モール行ってレストランで飯食って帰って寝る。

モールはごく普通だ、変わり映えはない

というわけで一泊二日のマラン旅行は終わり。雨に色々と予定を狂わされたがそれ抜きにしてもマランを満喫するには時間が足りなかった。

わざわざ長時間の電車に乗らなくてもジャカルタから飛行機乗れば一瞬だし、また来る機会はあるだろう。

帰りの電車に搭乗

今日からついに2024年の断食月が開始、早朝の電車でソロに5時間かけて戻り一日休んだらまた仕事の日々が始まる。

レバランには日本に帰るけど、インドネシアの観光地も休みがあれば色々巡りたい。

また来まっせ

コメント

  1. ツアート より:

    本当にアグレッシブですね
    私はチカランからほぼ出てないです
    なんならジャカルタにもまだ行ってないです
    昔出張で来てた頃は何かと不便があり週末はジャカルタに行ってましたが
    今はチカランで全て事が足りちゃいます

    長く駐在している人に聞くと6年位前から
    スコールの時間が気まぐれになったと
    朝や夜中にスコールになりますからね

    水族館いいですね
    私も行ったら1日潰れそうです

    雨季の釣りは難しそうですね
    雨季が終わったらトーマン釣りお誘いください

    • azemichitanbo より:

      コメントありがとうございます!!

      私はもうインドネシア生活も10年を超えていつ帰ってもいいようにやり残しを消していこうという気持ちで最近過ごしています。

      確かに雨は最近全く読めないですね、水が引いて来ればトーマンも釣りやすくなりますがそれでも普通にボウズくらうのが難しいところです、是非挑戦しにいきましょう。

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