スラウェシ島のシーラカンスの海に釣りに行ってきた。その①

釣行記

マナド滞在中、タルシウスも激ヤバ市場も見たし後は釣りをするだけとなった。

シーラカンスモチーフの看板、カワイイ

トモホン市場から帰ると時刻は昼過ぎ、釣りをするには暑すぎるので夕方まで散策して時間を潰すことにする。

海に突き出した十字架
マンホールにもシーラカンスが
シーラカンスと聞くとミスチルを連想する世代です

流石シーラカンスの街マナド、至る所にシーラカンスがある。保護生物なので当然釣ってはいけないが深海魚だし陸っぱりから釣れることは無いだろう。

港にやってきた
灯台かと思ったらロウソクのモニュメントだった
フェリー乗り場

この港は漁港ではなくマナドとインドネシア各地を海路で結ぶフェリー乗り場だった。

日本ならこういう所ならカサゴやメバル、アジ、時には大きい青物なんかが狙えるが、ここはどうだろうか。

港の隣は大きな橋と河口が
ここは凄い釣れそう

日本で普段私が釣りをしているようなとこが見つかったので今日は夕方にここで釣りをすることに決定した。しかし港内で釣りをしていいか確認をしないといけない。

釣ってヨシ!

港内の警察や入口の職員に話をしてみると釣りをすることは全く問題無いとのこと、色々と気を揉んだが結局マナド周辺はどこでも釣りをして良いようだ。

景色が綺麗だ、落ち着く
ホテルまで歩いて帰る、日中は暑い

とりあえずスタバ行って海を見ながらコーヒー飲んでホテルで準備をする。この港までは歩いて20分程の距離だが、道路が一方通行の為に行きは乗り合い車で速攻来れるも帰りはバイタクでも拾わない限り徒歩になる。

港に戻って来た
やるよ

何が釣れるのかも全く分からないがとりあえずシーバス釣る感覚でメタルバイブを投げまくる。

2時間程あちこちに投げて巻いたがアタリ一つ無し。

大小のフネが頻繁に出入りする

港は巨大なフェリーやブナケン島に行き来する船が頻繁に通る。海に向かって沈む夕日が綺麗だ。

クロホシマンジュウダイが釣れていた
何日間の航海になるのだろうか
今日はこれくらいで勘弁したろか

超絶美しいサンセットビューを眺めているとかなり暗くなって来たのでそろそろ帰ることにする。常夜灯も無いし初日はこんなもんだろう。

常夜灯、ありました

帰り間際にフェリー乗り場に普通に常夜灯があることに気付く、ここでも釣りをしていいとのことで片付けた釣り道具を再び用意する。

廃船になっており、下には魚が付いていそうだ

常夜灯のある港ということでライトタックルでメバルワームを投げていく。めちゃくちゃいい感じなのだが深場では全くアタリは無い。

岸際の浅瀬に岩礁帯があり、そちらに投げると今日初めてのアタリがあった。

アナタ日本で外道って言われてませんか?

釣り上がって来たのはネンブツダイとかイシモチ系のいわゆるキンギョである。私も釣ったのは初めてだが存在自体は知っていた。

違うキンギョが釣れた

こっちはマンジュウイシモチか、岸際近くは毎投アタリがあるが釣れるのはキンギョばかりである。

メバル感覚でバシバシ釣れる

少し場所を移動しながら1時間ほどで10匹以上の釣果があったが釣れたのは全てキンギョだった。

浅場がこれだけ好調ならと深場に投げるが深場には反応が無い。

めちゃくちゃ釣れそうなんだけどなあ
反応があるのはこういった浅場のみ
なんだかんだ楽しい

インドネシアに来てからは怪魚釣り堀ばかりに行っていたのでこういったライトタックルでの海の小物釣りは久しぶりだ。

日本では本来こんな釣りばかりしてきたのでむしろ怪魚釣りよりこっちの方が性に合っているまである。

遅くまで粘ってしまったので今日はもう帰ろう、明日は朝マズメもやってみたい。

夜の23時過ぎなのに大賑わいだ

私の住んでいる所なんて21時には店が全部閉まるのにここは深夜までやっている店や24時間営業の店が多く、活気に溢れている。

コロナ禍以前はどこもこんな感じだったなと少し寂しい気持ちになってしまう。

夜遅いのに飲食店も盛況だ

マナドの治安に関しては前情報では非常に良いとのことだったが私が夜釣りして帰りに歩き回っていてもここは怖いなという所は特に無かった。

日中に裸でゴミ袋を腰蓑のように巻き、陰部のみを露出して歩いている人はいたがそういう人はジャワ島でも定期的に見かけるので問題は無いだろう。

めちゃくちゃ眠い

結局ホテルに付いたのが23時過ぎで風呂入ってゴソゴソしていたら寝たのは2時頃、4時半に起きて朝マズメの釣りに出かけるが半分寝ている。

ホテルから歩いて5分くらいのとこ

やって来たのはホテルから歩いてすぐの小さな船着き場、ダツでもバラクーダでもとりあえず何かしら釣りたい。

やっぱり海はいい

風はほぼ無風のベタ凪で潮は満ちている。鏡のように空模様を逆さに写す海面に向かってポッパーを投げる。

めちゃくちゃ眠たいが景色も良く気候も丁度いい中で穏やかな海に向かってルアーを投げるのは最高に気持ちがいい。

かなり遠くの沖でナブラが発生しているが流石に遠すぎる。あそこではカツオやマグロ、青物なんかがひしめいているのであろうか。

心が洗われる、綺麗にはならないけど

海面がピンクになった頃、ポッパーの後ろに引き波を立てながら追いかけてくる何かが見え、飛び掛かって来た。

水面を割って飛び出して来たのはデカめのダツだった。沖縄とかでもよく釣れるが、ポッパーに派手に出るので興奮する。しかし残念ながら針掛りしなかった。

何がいけなかったのか

その後、何度も何度もバイトはあったが結局一度も針に掛からず完全に日が登ってしまう。

多分大きいのから小さいのまでトップに出ていたのは大抵ダツだとは思うが、この朝は結局魚をキャッチ出来なかった。フォロー用にミノーかスプーン用意しておけば良かった。

ツノダシがいっぱい泳いでいた

途中見学に来た現地の人が最近この辺りで15cmくらいのカジキの赤ちゃんが釣れたと言っていた。

何それめっちゃ見てみたい。

隣でずっとルアーを投げている人がいたので何を狙っているのかと聞くとGTを狙っているという。

そこそこデカいのが釣れると言うが私のライトタックルでは無理そうだ。他にはエギングをしている人もいた。

バイトも無くなり、暑くなって来たので釣りを終了する。とりあえずどんな魚がいるのか市場でも覗きに行こう。

その②へ続く

毎日違う夕焼けが楽しみになりました

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