ついに11月に突入、インドネシアは今年乾季らしい晴天続きが無いまま早い雨季になった模様。

私も年末に向かいどんどん忙しくなっていて毎週中部ジャワと西ジャワを行ったり来たりしている状況。
釣りに行く予定はボチボチあるも最近は別の趣味に傾倒しつつある。

人は誰しも少なからずなんらかの趣味趣向があるだろう。
そして私が持つ釣り以外で人に言える範囲のまだ健全な趣味というか癖の一つが収集癖である。

木製雑貨、真鍮の置物とインドネシアならではの工芸品で気に入った物を見るや否や後で置く場所や用途に困ってしまうのに自分の手に入れたくなるのが私の悪い癖だ。

『限定』とか『一点物』にすぐさま飛び付いてしまうミーハーな私だがこの要素を強く持つ物でインドネシアの名産に皮革製品がある。
そう、最近は皮革を使用した製品のショッピングにハマっているのだ。

雨との相性が悪い皮革だがインドネシアは食肉を大量に消費する革の一大産地であり、私がインドネシアに来るきっかけも革を使用した製品の生産に携わる為である。

そんな私の悪癖を加速させた要因の一つにインドネシアのAmazonや楽天的存在のTokopediaがある。
店で買うより安く、店に行かなくても家に届いてどこからでも注文出来てしまう。

出張ばかりで移動の長い時間を持て余した時にはついつい見てしまい買ってしまうのを止められない。
しかし誰でも出品出来る構造から粗悪品や転売、偽物、そもそも全然違う物が届くなど無法地帯にもなっていてクレーム入れて送り返す労力を考えると数百円なら勉強代かと泣き寝入りすることも時たまある。

しかもこと皮革においては風合いや仕上げ、そもそも動物の皮ということで一品一品の品質にバラ付きが大きく出品者とのやりとりでは詳細が分からず届いてから中身が分かるというガチャ要素が強い。
やはり革は自分の目で見てなんぼということで皮革工芸が有名な土地に行ってみよう。
インドネシア西ジャワ州、バンドンに隣接するガルッ県は1970年代より皮革産業が栄えた街でありバンドン 同様に標高が高く涼しいことからも避暑地として人気の地域だ。
Garutと表記されしばしばガルットとも記載されることがあるがインドネシア語は単語の最後が子音で終わる場合はその最後の音を発言する口で言葉を出さずに止める為にガルッという発音となる。

温泉や西ジャワ州唯一のヒンドゥー寺院遺跡を有する他、皮革製品を目玉としたショッピングが観光の目玉となっているようだ。

近いし皮革が有名ということは知っていたが来る機会は特に無かった。
しかし皮革製品を出品している業者の所在地の多くがGarutとなっていたのでこの度実物を見に馳せ参じた所存。

ショッピングで有名なスカレガンの通りにやって来た。
街並みはバンドンの生地屋通りみたいな感じだがあまりの皮革製品を扱う店の多さに驚く。
せいぜい数十軒かなと来る前は思っていたがそんなレベルじゃない、小さいテナントや周りの路地の店を合わせれば余裕で100軒以上ありそうだ。
まさに革の街である。










これは好きな人には相当刺さる街である。
店舗数に対して売っている物自体は被っていることが多いがやはり皮革ということで風合いの違いで一つ一つに違いがある為に気に入った物を探すという楽しみがある。

革の産地ということで買ってみたら本革じゃなくてPUレザーでしたというガッカリが無いという信頼があることも素晴らしい。
値段は正直そんな安くなくてTokopediaのが安いがある程度は値切れるシステムになっている。

色々と見た上で自分の好みに完璧に合致する物を見つけるのは難しい、そんな時に利用出来るのがオーダーメイドである。
試しにちょこっと出掛ける時にいつも使っているユ◯クロの三日月ポーチを見せてこれと同じ仕様で革はこんな感じで肩紐はこんな感じで金具はこんな感じで出来るかと聞いてみると出来らぁ!という返事があった。

値段は相応にするがここはネットで色々とデザインをパクった参考にした上で『ぼくのかんがえたさいきょうのかばん』を作ってもらうことにしよう。
サコッシュみたいな軽くコンビニとか飯食いに行く時にぶら下げるポーチも欲しいが雨に濡れるのが怖くて結局ユ◯クロでいいかとなりそうな気がしないでもない。

一つ残念なのはカバンや靴、ベルトなんかの実用品は腐る程あるがインテリア的な革工芸品や雑貨的な製品を売っている所があまり無かった。
その辺はTokopediaの方が種類は豊富だし痒いとこに届く感がある。
TokopediaのGarutの業者が出しているものが店頭では見当たらなかったりするのは小さい工房とかが需要に応じて出してたりするのだろうか。

そんなこんなで沢山の革製品の店を堪能したらお昼になっていたので帰りながら昼食を探す。



ガルッにはこれと言って有名な料理は無いがカカオが採れるようでチョコレート、他には餅米とココナッツを使ったドドルというお菓子、そしてブラヨッというキャッサバと黒糖で出来た生地で餡を包んで揚げたお菓子が有名なようだ。


見た目は汚い川でルアーに引っ掛かってくるビニール袋みたいだが食べてみるとめちゃくちゃ美味い。
かりんとう饅頭みたいな黒糖が練りこまれた生地の香ばしさと餡の甘さが絶妙である、めっちゃ太りそう。

ピッツァ・フィレンツェか、悪くない。運転手さんにここで昼飯を食おうと提案。
こういう立派な店構えの洋食屋は大抵アタリなんだと講釈を垂れながら駐車場に入る。

入ってみるとオシャレな革製品の店が沢山入ったモールみたいなとこだった。
高級そうな革製品は沢山あるがイタリアンなレストランは見当たらない。

ピザ屋を探しまくってようやくこの施設の名前がPizzaではなくPiazza(広場)ということに気付く、紛らわしい、この単語の並びだとピザにしか見えねえ!!

めっちゃ恥ずかしいがピザ屋無かったねと運転手さんには真実を告げずに即座に立ち去る。







皮革の街として発展し人気になっているガルッは避暑地としての要素もあり宿泊施設や土産物屋など多額の富を生み出しているが諸問題も発生する形となっている。
外資系の大きな靴工場は数千人が一度に出退勤する時間には道路が大混雑し近隣住民の苦情の元になり、皮革を扱う店では皮革をなめす際の有毒な薬剤の杜撰な処理に関しても環境問題が指摘されていることが道に建てられた看板などから窺い知れる。







半日だけど久々に新しい土地を訪れて新鮮な気分を味わえた。
私の住んでいる所の隣町ということでもっと早くに来れば良かったと後悔、まあいつでも来れるし今度は本腰を入れてオーダーメイドに挑戦しよう。



…これが私の悪癖である、男なんてそんな持ち物無いんだからポーチばっかいらんやろ!となるのが普通だが何故か気に入った物を買ってしまう不思議。
まあ無理矢理にでも何か入れて使おう。





コメント
私は他の日本人が持っているのを見て欲しくなり
店(民家)に連れて行ってもらい
財布とキーケース、名刺入れ全てヘビ皮のやつ買いました
色々種類があって説明もしてくれたのですが
結局買ったのがヘビなのかトカゲなのか忘れちゃいましたけど愛用しています
ダム湖でベリーダを昼前にスピナベで釣りました
トーマン、ハンパラ、赤いやつは釣ったので
後はピーコックバス釣りたいんですけど
釣れないです;;
次こそはと思うのですがトーマンが面白すぎて
結局ワルンに戻る前の1時間くらいしかしないので
時間も悪いんでしょうけどね
民家は駐在員の奥様に人気と噂のAzirooでしたかね、私も仕事で行ったついでにワニ革の名刺入れ買った記憶があります。
ベリーダってスピナベで釣れるんですね!うらやましいです!!
ピーコックよりよっぽどレアな気がしますがピーコックは地元の人に倣って小さいシンキングミノーとか5-10gのメタルジグをガチャガチャするのが一番釣れる気がします。
今年全然行ってませんが久しぶりに行きたいです。