インドネシアの怪魚釣り堀も大体はもう出揃ったのでここらへんでどの怪魚釣り堀がいいのかを決定したい。
もちろん状況によって釣れるか釣れないかは全然違うだろうし、システムや入っている魚が既に変わっているということなどは普通に有り得る。
私が行ったこと無い怪魚釣り堀でもっとすごいとこがあるということは無いと言ってもいいと思うが新しい怪魚釣り堀がオープンするということも有り得るので鼻くそほじりながら見て頂ければ幸いです。
- ルアー・・・5段階評価、ルアーマンが行って満足できるか
- 餌釣り・・・5段階評価、餌釣りマンや女性・子供が行って満足できるか
- 怪魚度・・・5段階評価、豊富な魚種が入っているか、珍しい魚種がいるか
- 釣り池・・・5段階評価、釣り池の広さ、釣りのしやすさ
- 釣れる・・・5段階評価、行って魚は釣れるのか、3以降でまあボウズは無い
- 利便性・・・5段階評価、アクセスなど、誰でも行きやすいか
上記の6項目の評価にてインドネシアの怪魚釣り堀のランキングを決定、評価は私の独断と偏見、ルアーも好きだけど隙あらば餌を使うことに躊躇は無い人間が作っている。
※2024年現在の情報はこちら
第10位 Lubana Sengkol
- ルアー・・・評価点無し
- 餌釣り・・・☆☆☆
- 怪魚度・・・☆☆☆☆
- 釣り池・・・☆
- 釣れる・・・☆☆
- 利便性・・・☆☆☆
第10位はジャカルタ近郊、タングランの怪魚釣り堀Lubana sengkol
ルアーは出来るか聞くのを忘れたが出来ても大して満足度は無さそう、餌釣り専用と考えた方が良い。
餌釣りも釣り堀で用意できるのは練り餌なのでフィッシュイーターを狙いたいなら自分で魚の切り身や生餌を用意する必要がある。大型の魚は大体揃っているのは高評価である。
ここの問題は釣り座が固定されていることと、良い釣り座に着くには高額の席料金がかかることであり最低でも2人以上で訪れたい。
絶対に奥がいいので予約も必要かもしれないことがアクセスが良いにも関わらず評価が低くなってしまう点である。
第9位 Balekambang Surakarta ※閉鎖中
- ルアー・・・☆☆
- 餌釣り・・・☆☆
- 怪魚度・・・☆☆☆
- 釣り池・・・☆☆☆
- 釣れる・・・☆☆☆
- 利便性・・・☆☆☆
第9位は中部ジャワ州のスラカルタ県(ソロ)にあるBalekambang Surakartaである。
都市中心の公園内にあり良アクセス・安い料金、釣り池の広さもあり、行ってボウズを食らうことは無いだろう。
ルアー釣りもしやすく、餌は完全に自前になるが近くにアクアリウムショップが密集している市場もあり、全ての項目で悪くないという評価の出来る釣り堀である。
問題は多くの魚種が入っていると謳っているがコロソマ以外の魚が全然釣れないことである。
コロソマを釣るならここじゃなくてもどこでも釣れるので西ジャワや他の地域からここにわざわざ行く価値は無いと言える。
第8位 Villaku Kuning
- ルアー・・・☆☆
- 餌釣り・・・☆☆☆☆☆
- 怪魚度・・・☆☆☆☆☆
- 釣り池・・・☆
- 釣れる・・・☆☆☆
- 利便性・・・×
第8位は西ジャワ州のチアンジュール県にあるVillaku Kuningである。
ここは他の怪魚釣り堀とは違い宿泊施設であり、宿泊者のみに釣り池が提供される。宿泊料金も高いしアクセスは最悪であり気軽に行くことは難しい。
しかしながら釣り池は間違いなく独り占めで24時間何をしても良いと自由度は最も高いと言え、入っている怪魚もここでしか釣れない貴重な魚種が多く、一長一短な釣り池だ。
周囲にはガチで何も無いので行くならば釣りをするか寝るかくらいの覚悟で行かなければならない。
第7位 Omah Kolam Jogja
- ルアー・・・評価点無し
- 餌釣り・・・☆☆☆☆
- 怪魚度・・・☆☆☆☆
- 釣り池・・・☆☆
- 釣れる・・・☆☆☆☆
- 利便性・・・☆☆
第7位は中部ジャワのジョグジャカルタ特別州にあるOmah kolam Jogja、ここら辺から個人的に誰にでもオススメしやすい釣り堀になってくる。
餌釣り専門だが施設はカフェの併設ということでまったりと釣りをするにはよく、22:00まで釣りも出来るのでジョグジャで観光をした帰りの夕方とかにフラっと立ち寄ることも出来る。
真偽のほどは定かでは無いがMAXサイズ級のアリゲーター、トーマン、ベリーダもいるとのことで夢のある釣り堀である。観光地としてはジャワ島でも間違いなくNo.1の都市なので釣り好きな観光客の方は立ち寄っても後悔はしないだろう。
餌の用意も練り餌か魚のぶつ切りならカフェで用意してくれるが私がいつも使用している生餌の場合は道中で購入するかスタッフさんに握らせて頼み込むしかない。
第6位 Kampung Batu Malakasari
- ルアー・・・☆☆☆
- 餌釣り・・・☆☆☆
- 怪魚度・・・☆☆☆
- 釣り池・・・☆☆☆☆
- 釣れる・・・☆☆☆
- 利便性・・・☆☆☆
第5位は西ジャワ州バンドン県のKampung Batuである。
ここも厳密には釣り堀というよりも溜め池に適当に魚を放流して放置しているという感じではあるが、ここの魅力は何といってもトーマンとの出会いやすさであろう。
巨大なコロソマにもしょっちゅう出くわすが、ここはトーマンが大量に繁殖していることで他の怪魚釣り堀には無い釣りやすさを実現している。ジャワ島で最もトーマンに出会える場所と言っていいし、それだけで訪れる価値はあるだろう。
問題点は観光施設の一部ということで週末には大抵何らかのイベントをやっており、釣り客以外の人が大量にいることでうるさかったり釣りがしずらい状況があるので出来れば7時に来て釣りを始めたい。
第5位 Pemancingan Anugrah
- ルアー・・・☆☆☆
- 餌釣り・・・☆☆☆
- 怪魚度・・・☆☆☆☆
- 釣り池・・・☆☆☆
- 釣れる・・・☆☆☆
- 利便性・・・☆☆☆
第5位は西ジャワ州ブカシ県にあるAnugrahである。
ジャカルタの隣の県ということで渋滞にさえ引っかからなければアクセスは悪くなく、入っている魚種も多種、ルアーも餌も可能で料金も安いと万人向けと言える怪魚釣り堀である。
当然餌の方が釣果は良いがルアーをしたいなら早朝から来て始めると他の客が少なく足を使って広く探ることが出来る。
問題点は特に無く全体的に満足度の高い釣り堀ではあるが若干辺鄙な場所にあるので私のようにお抱えの運転手がいない場合はタクシーで来てそのまま待ってもらった方が良いかもしれない。
第4位 Big Fish Strike H2M
- ルアー・・・評価点無し
- 餌釣り・・・☆☆☆☆
- 怪魚度・・・☆☆☆☆☆
- 釣り池・・・☆☆☆
- 釣れる・・・☆☆☆☆
- 利便性・・・☆☆☆
第4位は同じく西ジャワ州ブカシ県のBig Fish Strikeである。
第5位のAnugrahと同じブカシ県だがこちらは東のカラワン県よりでジャカルタからは少し遠くなる。
ルアーは一応禁止されているので餌釣りになるが入っている魚は巨大なものばかりでこれこそが怪魚釣りという体験を気軽に出来る釣り堀だ。
ピラルクやパールム、レッドテールなど長時間ファイト必須な大物が狙いやすいがピラルクに関しては毎週誰かが釣り上げているので若干の危うさを感じる。
ここもかなり辺鄙なところにあるのでグラブタクシーの使い方が分からないなら最初に来た移動手段を待機させる必要がありそうだ。
※2023年ピラルクはもういないそうです。
第3位 Rawakalong Casting Ground
- ルアー・・・☆☆☆☆
- 餌釣り・・・☆☆
- 怪魚度・・・☆☆☆☆☆
- 釣り池・・・☆☆☆
- 釣れる・・・☆
- 利便性・・・☆☆☆☆
第3位はジャカルタ近郊、ボゴール県のRawakalong Casting Ground(RCG)である。
恐らくインドネシアで日本人に最も有名な怪魚釣り堀でジャカルタからちょいと行くならまあ、ここかなになる釣り堀。
レギュレーションは多いもののしっかりとルアー釣りが出来る釣り堀で作戦がハマって釣れた時の嬉しさは大きい、一部の場所で餌釣りも出来るがパンガシウス(カイヤンかパールム)、コロソマが対象になるので餌釣りの満足度は高くない。
魚種もインドネシアの釣り堀で2番目に豊富で大型の魚も入っているがルアーで釣果を得るにはタイミングと運、テクニックが必要である。まじで渋い。
第2位 Panorama Lembah Gunung Kujang
- ルアー・・・☆☆
- 餌釣り・・・☆☆☆☆☆
- 怪魚度・・・☆☆☆☆☆
- 釣り池・・・☆☆
- 釣れる・・・☆☆☆☆☆
- 利便性・・・☆
第2位は西ジャワ州スバン県にあるPanorama Lembah Gunung Kujang(PLGK)である。
南米の怪魚レッドテールがここではなんだ、レッドテールか・・・になるほど釣れる。サイズも大きく豊富な魚種が狙いやすい釣り堀である。
ルアーは他の客が入るとやりづらいので朝の数時間のみになってしまうかもしれないが餌釣りをするならここが個人的には最もお勧め出来る釣り堀である。
唯一残念な点はアクセスが悪いことで、この釣り堀のあるスバン県はジャカルタやバンドンからもかなり距離があるのに車以外の交通機関は皆無で行き帰りの時間管理が難しい。宿泊施設にある釣り堀なのでガッツリ釣るなら泊まった方が良いとまで言える。
後は4隅の釣り座、特にオススメは手前側の奥の席を確保することを徹底することで釣果に差が出るだろう。
第1位 Monstero Fishing Park
- ルアー・・・☆☆☆☆☆
- 餌釣り・・・☆☆☆
- 怪魚度・・・☆☆☆☆☆
- 釣り池・・・☆☆☆☆☆
- 釣れる・・・☆☆☆
- 利便性・・・☆☆☆
私の独断と偏見で選ぶインドネシアの怪魚釣りランキング第1位は東ジャワ州、シドアルジョ県にあるMonstero Fishing Parkである。
元々は熱帯魚オタクのオーナーが開いた釣り堀であるがそれ故に入っている魚種は多種多様に渡っている。
池の周囲を歩いているだけで何だこいつはという魚を沢山目にすることが出来るので魚が好きなら単純にいるだけで楽しい。
ルアー専用のUL池と餌もルアーも可能なモンスター釣り池に分かれることでどちらも満足度の高い内容になっているが、個人的な希望としてはUL池で餌釣りをして色んな魚が見てみたい。
豊富な魚種がいるからと言って確実に釣果があるという訳では無いがRCGよりも明らかに釣りやすく池も広いのでRCGの上位互換と言っても差し支えない。
そしてなんと2022年の半ばにマイクロフィッシュ専用の釣り池も誕生しており、52種類の小さな熱帯魚たちを釣ることも可能になっている。
アクセスも北部にあるスラバヤから1時間程と悪くは無い。空港からの方が近いので東ジャワ外から飛行機で来るならば朝一の飛行機で来て空港からそのまま直行、翌日また釣りをして帰るというほうが良いかもしれない。
普段ジャカルタ周辺で釣りをしている駐在員の方にも是非一度はとオススメ出来る釣り堀だ。
選考外の怪魚釣り堀たち
- ルアー・・・☆
- 餌釣り・・・☆☆
- 怪魚度・・・☆☆☆
- 釣り池・・・☆☆
- 釣れる・・・☆☆☆
- 利便性・・・☆☆☆
ジョグジャカルタ特別州のレストラン兼釣り堀、どちらかというとレストラン色が強い。
コロソマならバカスカ釣れるが意外にもピーコックバスが繁殖していて割と釣りやすい。
ジョグジャ観光のついでに立ち寄るならアリだが、ピーコックを釣りたいなら絶対に真ん中の島の席を取ろう。
週末の賑わう時間には普通に満席もあり、結婚式をしていることも多いので釣りが出来ないこともある。
ホテルも併設されていて割とグレードが高いので位置的に観光の拠点には向かないかもしれないが滞在するのも悪くはないかもしれない。
- ルアー・・・☆
- 餌釣り・・・☆☆
- 怪魚度・・・☆
- 釣り池・・・☆
- 釣れる・・・☆☆☆☆
- 利便性・・・☆☆☆☆☆
ジャカルタ南方デポックにある怪魚釣り堀、ジャカルタからは抜群に行きやすいが大量のミニコロソマを避けてレッドテールやピーコック、パールムを狙うには豪運か作戦が必要になるだろう。
ミニコロソマはいくらでも釣れるのでファミリーで行くならアリかもしれない。いや、やっぱ他のとこ行ったほうがいいわ。
- ルアー・・・☆☆☆
- 餌釣り・・・評価点無し
- 怪魚度・・・☆☆☆☆
- 釣り池・・・☆☆☆
- 釣れる・・・☆
- 利便性・・・☆☆☆
ジャカルタの隣のタングラン、空港北部の海近くにあるFlamboyant168
ジャワ島ではいくつかバラマンディ専用の釣り堀はあるがキャッチアンドリリースは多分ここだけである。
デカいのも実際に入っているし私は2度かけて二回ともフッキング時に切られるという失態を犯している。
基本的に渋いが一日のどこかで魚のスイッチが入るタイミングに出会えれば釣果はあるだろう。
※2023年閉鎖済
- ルアー・・・☆☆
- 餌釣り・・・☆☆
- 怪魚度・・・☆☆☆
- 釣り池・・・☆
- 釣れる・・・☆☆☆
- 利便性・・・☆☆
バリ島唯一の怪魚釣り堀、小さい池に巨大なピラルクを放していたことで最初に放流していた魚の多くが食いつくされ、ピラルクも追い出されてしまった。
他の魚もいるにはいるようだがコロソマ大会が頻繁に開催される地元民向けの釣り堀にシフトしている。
池も狭く、ジャワ島の怪魚釣り堀と比較しても他へ行った方がオススメだと言えるがバリ島にあるという唯一性が何より大きく、長くバリ島に滞在するなら1日を怪魚釣り体験に費やすのは悪くないだろう。
- ルアー・・・☆☆
- 餌釣り・・・☆☆☆☆☆
- 怪魚度・・・☆☆☆☆☆
- 釣り池・・・☆☆☆
- 釣れる・・・☆☆☆☆☆
- 利便性・・・☆
バタム島にあるインドネシア唯一の巨大グルーパーポンドだが評価が難しい、釣れすぎるのである。
クッソデカいハタが釣り人にわらわら付いてくるので極論葉っぱを針に付けても釣れるだろう。
釣りが作業になると言っても過言では無く、ルアーも何でもよく必要なのはただ強靭なタックルだけで食わせるまでの駆け引き感が無いのが問題である。
それでもインドネシアに住んでいる釣り好きの方には是非一度は挑戦して欲しい、きっと度肝をぬかれること間違いなしだ。リピートはしないだろうけど。
ここまででインドネシアの怪魚釣り堀の評価は終了、常にプレッシャーが掛かっている釣り池では大きなルアーを使うダイナミックな釣りよりも小さなルアーで口を使わせるような釣りが主流になっている。
タイの怪魚釣り堀には見劣りするかもしれないがインドネシアの怪魚釣り堀も魅力的な魚が多く入っており、この国に訪れた際は是非とも挑戦して頂きたい。
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