友人たちによく言われるのは「インドネシアってすごい魚がいっぱい釣れるんでしょ？」ということ。
これは半分正解であり半分間違いなのである。
インドネシアという国は大小様々な島から成り立ち、トーマンやバラマンディ、パプアンバスなど世界的に有名な釣り人の憧れとも言える魚が多数生息している。
しかしながら私が駐在をしているジャワ島ではそれらの魚を釣ることは非常に難しい。というより東南アジアの都市圏で野生の魚を釣ることは難しいのである。
その理由はどこの水場にも常に人が入っていること、獲り尽くされていたり常にハイプレッシャーの激スレ状態なのである。
釣行記などで取り上げられるインドネシアとはボルネオやパプアなど、熱帯雨林にある水場であり、そんなところはジャワ島にはほとんど無い。
ある日近くで気軽に釣れるとこがあればいいなと釣り場を開拓するべく通っていた。
釣り場には早朝にも関わらず多くの人がすでに釣りをしていた。というか網を投げる人や泳いでいる人までいる。最終的にはエコギアのグラスミノーSSまで投入するも一切のアタリも無い。プレコは大量にいる。
魚影は確認出来るが本当に釣れない、餌釣りの人にも網にも全然かかっていない。釣れた魚を片っ端から持ち帰って食べている結果か、都市圏の釣り場は本当に難しい。日本の野池でブルーギルを釣るような感覚でいた私は何度もボウズを味わった。どうすれば釣れるのか。
海に行く
インドネシアの釣りと言えば海なのだろう。GTやヒラマサなど魅力的なゲームフィッシュが多く、インターネット上の情報もほとんどが海である。
しかし、私は船が怖い。船酔いすることもあるが大洋の上でぽつんと船が佇む状況が怖くて挑戦出来ないのである。
海釣りの情報はJJJさんみたいな日本人の釣りグループがあるのでそちらに任せよう。GT、大きいやつ釣ってみたいけどね。
釣り堀に行く
インドネシアの釣り堀では世界中の怪魚が釣れる。生息地でワイルド個体を釣るというこだわりがある人もいるかもしれないが、釣れれば何でも良いという私にはピッタリの釣り場である。
ただし釣り堀も激スレなので何度か通って傾向やパターンを掴む必要はある。怪魚釣り堀だけでなく、持ち帰り前提の釣り堀や釣り大会を開催して景品を獲得する為に重さを競う釣り堀が存在している。
人がいないところに行く
あくまで自然の中で野生の魚を釣りたい場合は人のいないところに行くことだ。
都市圏でも藪をかき分けていけば手付かずの良い釣り場が見つかることもあるが、出来れば田舎や大きい湖などに行くことが確実な釣果を得ることが出来る近道である。
釣れる魚は怪魚釣り堀みたいに派手な魚ではないが、大型の魚もいるにはいる。釣れるとは言ってないけど。
いつか他の島で大きい魚を釣ってみたいなあ。
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