パプアにバラマンディとサラトガ釣りに行く計画を立て、道具をあれこれ日本から取り寄せたり現地ガイドに前金を払っていたがコロナで見事に計画倒れになった。
日本から取り寄せたFinchのカナリア610M、先に買った68MLがかなり良かったのと、流石にMLではパワー不足を感じたのでワンサイズ上の610Mも買ってみた。
Finchは私の地元、香川県のメーカーということもあり、応援したい気持ちと見た目も気に入っている。
せっかく買った竿が使えないのは釣り人として耐え難い、ということで近場にいる魚をやっつけに行きたい。
Panorama Lembah Gunung Kujang
というわけで行ってきました、Panorama Lembah Gunung Kujang
私の住むバンドンから北に約30km、ジャワ島の首都ジャカルタから東のスバン県に位置するホテル併設の釣り堀だ。
- 営業時間 : 8:00〜17:00
- 怪魚池釣り料金 : 一日約¥1,500
- 貸しタックル : 約¥300
- 生き餌、練り餌料金 : お気持ち
- ホテル併設、宿泊して釣りも可能
- 餌釣り、ルアー釣り可能
- 針は全てバーブレスが条件
アクセス
バンドンから山を超えるルートかジャカルタから高速で向かうルートが一般的だが公共交通機関の利用が難しいので車の手配が必須になるだろう。
どちらのルートも道の混雑状況によるが2-3時間の所用時間を見込みたい。
Grabタクシーの料金は片道約¥2,000だったが往復や釣りをしている間に待ってもらうことも考慮して少し多めに支払うことで交渉、¥5,000で行ってもらう。
ホテルは一泊¥3,000前後なので、本気なら泊まって釣りを楽しむのも良い。
朝の4時過ぎに出発、少し早く着き過ぎてしまったので途中で茶畑を眺めるも蚊の猛襲で退却。山道ではこのような風景が一帯に広がっている。
6:30に到着、8:00から営業開始だが早く来ても管理人のじいちゃんにお願いすれば先に釣り始めていいよと言ってくれる。夜勤明けでもう帰るから朝番来る前に勝手にやっとけ、とのこと。素晴らしき適当さ、これぞインドネシア。
釣る為のポイント
駐車場から怪魚池を眺めるとそこかしこでどデカい波紋が立ち、否応にも期待が高まる。
ここで確実な釣果を出す為に絶対にしないといけないことは端に陣取ることである。
ここのメインターゲットはナマズ系になるがフィッシュイーターは両端の角や左右の中央にある攪拌機の近くに集中している。場所は早いもの勝ちなので到着したらまずは端の席を確保しよう。
とにかく際を探ることが大事なので早く行って場所を確保するだけで1日の釣果に絶大な差が出る。
実釣開始
いよいよ釣りが出来る。新しい竿を振れることにテンションが高まって仕方がない。
使用タックルは先述のカナリア610Mにカルコン200、糸はPE4号にリーダー40ldを巻いている。
朝一の誰もいない独占状態でとりあえずルアーから始める。奥の端に陣取り、際を探りながら釣り池をぐるぐる回る。
スピナーベイトを中層をイメージしながらゆっくり巻いていると3投目でいきなり竿が引き込まれた。
激しく引き込まれる竿、ドラグが勢いよく糸を吐き出していく。正直この時点で釣れている魚の予想は出来ていたが初釣果、もしもの結果を想像し胸が高鳴っていく。
一瞬トーマンやタイガーショベルノーズを期待したが予想通りのレッドコロソマ。40cmくらいしかないのにめちゃくちゃ引く。70cmクラスになるともっとめちゃくちゃ引く。どこの怪魚釣り堀にも入っていてインドネシアで1番多く釣っている魚。
コロソマ君には申し訳ないがいつも見ている魚なのでせっかくなら別の魚が見たい。
しかしながらカナリア610M、初めて魚を釣った感触は良好。メーカーの触れ書き通りしっかり曲がって魚の動きに対応しながらもバットに力を感じる。
更なる釣果を求めて攪拌機からゆっくり巻いていくと突然ガキッと竿が止まり、根がかりのような感触があった。少しずつ動いていたので合わせを入れるとものすごい力が襲ってきた。
竿は立たずキツめにドラグを締めているリールから糸が止まらない。間違いなく特大のレッドテールだ。
一人で取り込めないと感じ、上で寝転がっていた運転手さんに助けてくれ〜、と取り込み役を依頼するもその間にも糸はどんどん出ていく。長丁場を覚悟していたが不意にフックアウトしてしまった。
ありゃきつい、多分20kg近くありそうだった。逃した魚はデカい。
気を取り直して反対側に移動して一投目に竿が引き込まれる。その瞬間アリゲーターガーがジャンプ、反動でまたルアーが外れてしまった。これもメーター余裕で超えてたのに。逃した魚はなんとやら。
連続バラしに意気消沈しつつもキャストを続けると何度かのアタリの後に再び竿が引き込まれた。ルアーをやってて1番楽しい瞬間だ。
これもデカい、レッドテールとは明確に違う走り、釣り上げるとこちらでレオパードと言われているレッドテールとタイガーショベルノーズの交配種だ。70-80cmくらいはありそう。2種の特徴がその魚体の模様と顔、尾に現れている、自然界にもこの交雑種は存在するとのことで、近縁にあたるのだろう。
Phractocephalus hemioliopterus
反対側の攪拌機のところで再びアタリが、力強いトルクのある引きにレッドテールを確信、さっきほどではないがこれも10kgはありそうだ。スタッフのじいちゃんに取り込んでもらい、リベンジを果たす。陸に上がるとブーブーと鳴き声を上げ、魚体はスベスベでヌメリが無い。もっとデカいやつはおっとっとのマスコットみたいな魚体になる。
この後もう一匹レッドコロソマを追加し、一周目が終了。池を一周する間に4匹を釣り上げ、アタリやバラシを含めれば10回以上チャンスはあった。やはり朝一は最高。
引き続きルアーを継続していくが、ここで釣りたい魚がまだ釣れていない。ナイフフィッシュとタイガーショベルノーズだ。
スポッテッドナイフフィッシュ、インドネシアではベリーダと呼ばれる魚。
実はここに来るのは3度目で、通っていた理由はどうしてもこの魚を釣りたかったからだ。基本的に一度釣ったら別の魚を釣りたくなる性分なので前回釣り上げてそれ以来訪れなかったが、ここに来たなら是非ともまた出会いたい。
タイガーショベルノーズもカッコいいので是非また会いたい。絶対数はレッドテールやその2種の交配種と比べるとかなり少ないので運が良くないと会えない。
釣り池をスピナベを投げながら2週、3週と回っていくとレッドテールと交配種を1匹ずつ追加した段階で他の客が来だした。
レッドテールのファイトで普通に疲れたこともあり、邪魔しても悪いのでまったり餌釣りに切り替える。
餌は生き餌かペレットを練ったもの、ペレットでは1m前後のパンガシウスがバンバン釣れる。
もちろんフィッシュイーターが釣りたいのでコイを選ぶ、泳がせ放置でも手持ちでも色々な魚が狙える。
流石生餌、効果は絶大である。投げなくても足元に適当に落としてコーラ飲んでれば糸が走りまくる。
次こそは違う魚種を、と意気込むもレッドテール、交配種、コロソマ以外が釣れない。
餌が無くなった時点で昼を過ぎており、人も多くなってきたので帰ることにする。餌を追加して粘ればもう1魚種くらいは足せたかもしれないがもういいだろう。
結局この日は7時前から13時過ぎまでやってレッドテール9匹、交配種(レオパード)5匹、レッドコロソマ3匹と十分過ぎる釣果となった。
新しい竿の感触を確かめたくてやって来たPanorama Lembah Gunung Kujang、こんなにレッドテールが簡単に釣れる釣り堀はなかなか無いだろう。
そして今日1日使い倒したカナリアM610、印象としては実家に眠っているアブのワールドモンスターのMに近いが手に持った感触はもう少しゴツい。キャストの疲労感もそこまでなく、メーターオーバーの魚にもしっかり対応出来たのでこれからもこの竿で怪魚を釣って行きたい。
やっぱりパプア、行きたかったなあ…
コメント
ブログ拝見させてもらいました。
はやり写真で見るとあまりに大きくとても驚きました。
次の更新が楽しみです。
コメントありがとうございます!しばらくは過去レポばかりになりますが、コロナが終息したら色々とチャレンジしたいです!