バンドンの動物園に行ってきた。

その他

久しぶりの投稿、書くネタが無いということもあるがチフスに感染してしまい、2週間ほど寝たきりになっていた。

原因は最近よく訪問していた仕事先の近くにある水を変えている様子の無いバケツで皿を洗っていた屋台のような気がするが、正直他も大抵汚いので確証は無い。

オミクロンが新たに猛威を奮っているインドネシアでいつかは罹るかと思っていたコロナにはまだ感染していないが斜め上から飛び蹴りをくらった気分だ。

健康の大事さを思い知るとともに、寝たきりが続き身体が弱って仕方がないので軽い運動から始めよう。

Kebun binatang Bandung

というわけで行ってきました、バンドン動物園。

1930年に創立されたこの動物園はバンドン市街に位置しており、渋滞さえ無ければアクセスが容易である。

園内は広く、緑に囲まれている。
南国の植物に囲まれ、古代の森に迷い込んだよう

料金¥500を支払って入場、広い園内と辺りを覆う森はトレッキングにピッタリで森林浴気分でリハビリを行うことが出来る。

最初に現れたのはヒクイドリ、脚が恐ろしい

パプア原産でインドネシアではカスワリと呼ばれるヒクイドリは世界最恐の鳥としても名高い。

いわゆるエキゾチックレザーの一種として皮革を利用した財布やカバンを工芸品店で見ることが出来る。

手を伸ばせば触れてしまう、勇気はない

鳥の祖先が恐竜ということが納得出来る造形に進化の不思議を実感させられる。

ゾウはインドネシア語でガジャーという

アジアゾウ舎に到着すると象に乗れる体験コーナーがあった。子供達と家族連れが並ぶ中、せっかくだから乗ってやろうと列に並ぶ。

子供達に紛れてオッさんが独りで並ぶ姿はなんとも言えないが、動物園は経営がやばいと良く聞くので少しでも協力したい。

¥300で象に乗ってしばらく散策が出来る

もう随分前に世界遺産のボロブドゥール遺跡で乗ったことがあるがもう忘れてしまっていた。

久しぶりに乗った象の乗り心地は悪い、ぐねぐねしてて生暖かくて臭い。

ラクダコーナーもあった

こちらも砂漠の乗り物の代表ラクダ、インドネシア語ではウンタと呼ばれている。

せっかくだから乗るぜ!

沢山の家族連れに見られながらラクダに乗る。正直海外では恥はかき捨てだとは思っていても恥ずかしい。

乗り心地は象よりはいいけど、こんなのに乗って砂漠を越えるのは大変だろう。

し、しんでる!!

インドネシア 語でタピルと呼ばれるマレーバク、4匹くらいいたが全員おねむのようだ。

園内の池にはコイやティラピアが泳いでいる

私は基本的に生き物が好きなので動物園は大好きなのだが、それでも怪魚コーナーを探してしまう。

動物園には大抵あるのでここにもあるだろうと探し歩くと大きな水槽が見えた。

ボロボロのショートノーズガーがいた

現在は特定外来種に指定されて日本での販売が禁止されているショートノーズガー、大きな水槽にはガーが何匹かいるだけだった。

ピラルクや変わった魚を期待したがここには他の魚はいないようだ。

絶滅危惧種のジャワヤギュウを見て
猿コーナーにはニホンザルもいた
山に行くとたまに見かけるジャワルトン
ヤシオウム、こんな頭のやつマキバオーで見た
種類は分からないけど、サギの一種ぽい

広い園内を歩いているとだんだん歩き疲れてきた。流石に2週間も動いていないと体力が落ちているのを実感する。

虎や豹、ライオンの展示コーナー

ジョグジャの動物園でも思ったが、動物の展示に対して動物園の敷地が大きく、展示の間にかなりの距離が開いている。

純粋に動物を近くで見たいなら前回行った新しい動物園の方がはるかに見応えはあると感じた。

園内には巨大なガジュマルの木が沢山ある

しかしながら木々に囲まれて自然と一体になって動物を観察出来るという体験はこういう所でしか出来ないものでもあるだろう。

創立時の古い象舎も残されている
ガジュマルの木を囲うように作られた豹の展示

なんだかんだ古いので歴史を感じる物が沢山ある。後本当に無駄に広いので行きたい場所になかなか辿り着けない。

爬虫類コーナーを探しているとやっと見つけることが出来た。

イリエワニが大量にいた
釣りに行ってこれは嫌だ

爬虫類コーナーには大量のイリエワニが日向ぼっこをしていた、これは壮観である。デカい奴は3mくらいありそうだ。

クロコダイル科のイリエワニはインドネシア各地に分布しており、私がカリマンタンで見たのも多分コイツである。

ニューギニアワニ

イリエワニとの見分けはつかないがパプア原産のニューギニアワニ、パプア釣りに行きたいけど、コイツもいるのかよ…

ニューギニアワニと言えばパプアで皮革を取る為に養殖をしているワニ農園で酔っ払いが迷いこんで食べられてしまい、その報復として怒り狂った村民にワニが大虐殺されたという何ともインドネシアらしいニュースがあった。

顔が細長いマレーガビアル

ワニはクロコダイル科、アリゲーター科、ガビアル科に大きく分けられているがこのマレーガビアルはガビアルなのにクロコダイル科ということでガビアルモドキとも呼ばれている。

しかし最近の遺伝子研究ではガビアル科はクロコダイル科と近縁とのことで、インドガビアルとマレーガビアルという2種のみが現存しているガビアルはクロコダイル科に属するという見解もある。

ちなみにクロコダイルとアリゲーターの違いの見分け方の一つとして、口を閉じた時に下の歯が見えているのがクロコダイルで上の歯しか見えないのがアリゲーターだそうだが、例外もあるらしい。

ミドリガメ先輩が沢山、日本のドブかな?
レッドスネークかもーん!

最強格と名高いキングコブラ、何が怖いってインドネシアでは日本で言う所のマムシがコイツであることだ。

園内の茂みを探ったら何匹か出そうであり、釣りに行ってて1番遭遇しそうな危険生物がキングコブラなのである。

釣り堀の茂みを歩く時も常に注意はしているが、出来れば出会いたくない生き物だ。

ビントロングは、かわいい
野生を失ったアフリカ広場
キリンって9種類もいるんだ
園内にはあのカリフォルニアフライドチキンも。え、ご存知ない?
子供は猫が好き
スパティフィラムって造花じゃないの初めて見た

もう大体見終わったので帰ることにする、汗びっしょりで良い運動になった。

出口には物販コーナー
◯ーさんじゃないよね?
帽子のロゴがオシャレだ、ちょい欲しい

物販コーナーを出ると入口の横に出るので後はグラブタクシー呼んで帰るだけだ。

お化けネズミがおそいかかってきた!
お化けネズミはゴールドをせびってかえっていった!
逃がさん…お前だけは…

駐車場に出ると着ぐるみの群れが襲いかかってくるが少額のお金を渡すと写真を撮らせてくれる。

バンドン動物園、巨大なガジュマルが沢山生い茂る森の中を散策して動物を観察するアクティビティ、運動不足の私には良い体験になった。

動物園としての評価は新しく出来た動物園の方が満足度は高いと言わざるをえないが、これはこれでインドネシアの動物園って感じでいいんじゃないだろうか。

精神的勝利を求めて怪魚釣り堀とかに行ってきた。
最近ストレスが溜まっている。コロナ規制は今更だが職場のクレームでお客様に絞られたり体調崩したり私生活でもツイていないことが多く、鬱憤が溜まっている。 ©️古谷実/講談社 こんな時は釣りに行こう、ただしボウズをくらう可能性があるところはダメだ...

次回は釣りの記事を上げたいので仕事も馬鹿みたいに溜まっているが運動もして体調を整えよう。

動物観察っていくつになっても楽しいね

コメント

  1. 無色セブン より:

    動物園いいですねえ おっさんになっても行きたいんですが嫁も子供も
    居ないので行く勇気がありません(泣)
    最後のくまのポーズこれはなかなかどうして良いものだw

    • azemichitanbo より:

      私はオッさんですが日本でも1人動物園1人水族館めちゃ行きますよw
      日本に帰ったら是非須磨水か海遊館行きましょう!

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