インドネシアのピラルクーを釣りに行こう。

釣行記

当ブログを見て下さっている皆さま、新年あけましておめでとうございます。

本年も何卒宜しくお願い致します。

インドネシアではアメリカンクラッカーが大流行中

忙しかったこともあり、久しぶりの更新ですが最近釣りにもそんなに行っていません。

トーマン掛けたけどバラしてしまった

というのも年末頃から朝方から昼にかけての雨が多く、釣りに行くモチベーションも上がらず、行っても大雨で動くに動けない始末。

年末は道も空いてて快適

釣りに行く気力が無いなら魚でも見に行こうと年末はジャカルタに行って来た。

インドネシアは学生などは冬休みがあるが基本的に正月休みは無く、元旦のみ祝日でそれ以外は平常運転なのだ。

バンドンは最近ホテルが大体満室で値段もどんどん高くなっているので正月くらいはホテルが安いジャカルタでまったりしたい。

Pisces Aquarium

タングランのとあるアクアリウムショップにやって来た。

少し前にYouTubeを見ていたらここに珍しい魚がいるというのだ。

ロピスいるやん!
プラチナアロワナ
ロイヤルナイフもカッコヨ
これを見に来た

目的の魚はピラルクー、それも普通では無く金色の個体だ。ゴールデンアラパイマと呼ばれている。

金ピカ

どういう発色をしているのか分からないが本当にゴールデンだ、売り物ではないがもし売り出したら中国の人がどえらい額を出しそうなカラーリングである。

ジャカルタの熱帯魚市場にやって来た
楽しい
楽しい
欲しいけど3万した

ここにもピラルクーが売っていたはずだが見当たらない。

ピラルクーどこ行ったの?と聞いてみるともう禁止されたから売れないよ、とのことだ。

カムルチーも売ると捕まるらしい

スラバヤでのピラルクー大放流事件以降、ピラルクーやガーなどに輸入規制が入ったことは知っていたが販売もアウトのようだ。

申請して認定を取得すれば許可は出るらしいがこれらの魚は怪魚釣り堀からも姿を消してしまう可能性が高いだろう。

Arapaima gigas

現地の言葉で紅い魚を意味するピラルクー、海外ではもっぱらアラパイマと呼ばれているがこの魚を水族館やテレビで見て神聖視する人は多いだろう。

かく言う私もこの魚が大好きで小さな頃から釣り上げることを夢見ていた。

5匹釣れた

南米の秘境での冒険無くとも金さえ出せば大体釣れる怪魚釣り堀というものの存在のお陰でその夢はタイであっさり叶ってしまったが、ピラルクーは弱い魚ですぐに窒息で逝ってしまうと聞いてもう釣ることは無いかなと考えていた。

最後に釣っておきたい

インドネシアでピラルクーが入っている釣り堀はRCGとここBig Fish Strike、Anugrahにもいるらしいが浮いて来るのを見たこと無いのでちょい怪しい。

RCGはタックルが汚れなければ通いたいんだけど…

Monsteroにもピラルクーが3匹入っている池があるが2.5mを超えてデカすぎる為に釣り用に解放出来ないとのことだ。

であればRCGとBFSのピラルクーが居なくなるともうインドネシアでピラルクーを釣れる機会は無くなってしまうかもしれない、最後に狙って釣り上げてみたい。

餌のコイを買い込む

ルアーのRCGか餌のBFS、私が選ぶのは当然後者である、前日に取り寄せた餌のコイを買い、一路釣り堀を目指す。

クソ田舎にある

ジャカルタの隣のブカシ県だがBFSはかなり遠く、超辺鄙な所にありグラブタクシーすら捕まらない。

近くの川で近隣住民が洗濯や水浴びをしているような、近年インドネシアでも中々見ないかつ最低賃金の最も高い地域とは思えない場所にあるので運転手さんの存在は必須だ。

終日¥1,500(週末料金)、安い

オープンは朝の8時だが7時過ぎにはもう普通に釣りが出来る。

キャディさんと作戦タイム

タックルはワールドモンスターのHにカルコン200、糸はPE5号を巻けるだけ巻いてリーダーは60ldをセットして来た。

一晩経ったがしっかり生きている

作戦はシンプル、浮いて来るピラルクを探して近くにコイを放り込むだけ。

前回ここに来た時は何も知らずにやってて泳がせのキノボリウオでピラルクーが釣れてしまったが、今回はしっかり狙って釣りたい。

釣れた瞬間分かる

やはり最初に釣れたのはパールム、タックルが強化されたこととマレーシアで特大を釣った経験から大分楽に取り込めるようになった。

パールム連発

ピラルクーはたまに浮いてくるが進行方向に餌を入れても中々食いつかない。

キャディさんが焼き魚が釣れるぞ!と焼いてきた、釣れない

生き餌にしたり切り身にしたり焼き身?にしたり試してみるが糸が走って釣れるのは別の魚だ。

レッドテールも

レッドテールもマレーシアで特大を釣りまくった後では軽いもんよという感じだ、ピラルクーもこれなら難なく寄せられるだろう。

すぐに満席になってしまう

前回Iさんと来た時はほぼ独占状態だったがこの日は大盛況だ、反対側も含めてほぼ席は埋まっている。

カイヤンやコロソマがガンガン釣れている

ここもスバンのPLGKと同じでフィッシュイーターは端に集中して回遊している。

うかうかしていると魚を猫に取られる

角の席が両方予約されており、人が来た後は移動することになったが移動後は足元しか釣れなくなってしまった。

ここ数日は天気が良く暑い

ピラルクーが目の前に回遊してくるのに賭けて餌を投入するが沈黙したまま昼過ぎになりこの日は納竿。

キャディさんが夕方がいいぞと言うが運転手さんを待たせるのも悪いのでまたの機会にしよう。

かわいい

ピラルクーを集中して狙ったことで分かったことは場所の確保が大事だ、出来れば手前側の角の席に陣取りたい。

他のフィッシュイーター同様ピラルクーも端をグルグル回遊しており足元にも普通に浮いてくる。

他の客の入り次第ではあるが席が埋まった際に端を広く狙える角の席はかなり有利だ。

アルビノのカイヤン、ピラルクー以外を狙うのも楽しい

後は魚の機嫌次第ではあるが餌は釣り堀の用意してくれるもので十分かもしれない。

ともかく釣りの腕よりもリアルラックが求められる釣りには違いない、腕に覚えのある人はRCGに行こう。私は無い!

また機会があれば狙ってみたい

コメント

  1. K より:

    本記事を遅れて拝見しましたが、個人的にタイムリー且つ興味がある内容で大変参考になりました!ココは本当に運が試されますよねぇ…。機会があればリベンジしたいですが、いかんせん本拠地からは遠くて悩みます。アマゾンBKKでの過去記事も気が向いたら参考までに…

  2. azemichitanbo より:

    コメントありがとうございます!
    BFSは端にいれば何かしらは釣れますがアラパイマは本当に運ですね!
    アマゾンBKKは餌やりタイムに爆釣しましたが、偶々早く帰るグループが何組かいて餌釣りタイムに何回も立ち会えて釣果が出た感じです…
    あそこも最近はスレているらしいので、一万払ってボウズの可能性あると考えるとインドネシアは良心的ですね!

タイトルとURLをコピーしました