釣った魚を食べてきた。

釣行記

相変わらずの出張族ですが盆が近づいて来て来客が減り、土日に家にいる機会が増えてきた。

ソロの駅近くにあるモスク

突然スラウェシの市場の記事が集中して伸びてたのでなんだなんだと思っていたら先週スラウェシの市場での犬猫の肉販売が禁止になったとのことで、それがヤフーニュースに取り上げられていた。

トモホンエクストリーム市場

まああれはしゃあないと思える程見た目が凄惨で残酷だったのでついに時が来たかという感じではあるが、陳列とか処理を裏で普通にしとけばここまで大きな問題にはならなかった気がする。

犬猫食わなくても牛鶏食べればいいじゃんと他人は考えるが現地の人にとっては我々の牛鶏のポジションが犬猫だったりして、可哀想だから食べるなというのも釈然としない感じはする。

トモホン市場の様子は別記事にあります

犬猫が禁止になっても他の哺乳類とか爬虫類はまだ売られてるんだろうけど、独自の食文化というものは興味深い。

山羊も臭みを抑えれば美味い

私にとってインドネシアで初めて触れた文化は淡水魚を食べることだ。というのも海辺に住んでいるので淡水魚をわざわざ食べる習慣が無かったからである。

スーパーでも淡水魚と海水魚が混ざって並ぶ

食用として広く養殖されているのはティラピア、コイ、コロソマ、ナマズ(クラリアスやパンガシウス)、ジャイアントグラミーが一般的であるが世界中で食べられている魚はなんだかんだ普通に美味しい。

クラリアスは普通に美味い

ただ養殖場の環境にもよるのか田んぼの横の泥水で育ててる魚や汚い釣り堀から持って帰った魚もいるので泥臭かったり独特の気になる風味はあったりする。

グラミーは泥臭く無いのを食べたことがない

調理方法は唐揚げ、タレを塗って焼き、スープなどの煮物があるが唐揚げが一番多く見かける。

個人的な好みとしてはライギョ<コロソマ<ナマズ<ティラピア<コイ<グラミーであるがあくまで私が食べた範囲なので評価は曖昧だ。

ライギョの唐揚げ、揚げ物は正義

淡水魚はどこでも食べられるが買うという選択肢意外に釣った魚を食べるというのも当然ある。

インドネシアではリリースという概念は無いので釣った魚は全て持ち帰られる。

フラワートーマンの焚き火焼き

以前カリマンタンに行った時に釣った魚はそのまま食料になり、食い切れない魚は全てお土産になっていた。

大自然で食べる魚はロケーションや釣った魚というブーストが合わさり超美味かった。

ワラゴーレイリーの焚き火焼き

というわけで前置きが長くなったがまた釣った魚を食べたい。

いつものダム湖

ルアーを数ヶ月投げてない気がするのでリハビリにいつものダム湖に、乾季で水位は下がり水草も減っていい感じだ。

出航!

この日の船頭さんはハンパラマスターの異名があるとのことでオススメのポイントに連れていってもらう。

いい型のハンパラだ

この日は凄かった、船頭さんのポイント選定が凄いのもあるがハンパラが群れで小魚を追いまくってナブラが出来ている。

バシャバシャしている所に投げれば確定の釣果でサイズもいい。

フィーバータイムが続く

自然のフィールドでこんなイージーな釣りは初めてだ、クソ楽しい。カリマンタンの奥地より釣れるってどういうことだ。

これを知ってしまうと養魚場周りのランガンなんてもう出来ない、オープンウォーターに投げるだけで釣れ続けるのだ。

特に同場していたIさんの極小メタルバイブへの反応は凄まじく、どこに投げても釣れていた。

大漁

いくらでも釣れるが運転手さんが釣れたら欲しいと言っていたので2人の運転手さんへのお土産と自分達で食べる分を残して後はリリース。

家族用に4匹くらいお土産に渡したら何でリリースしたんだ、全部持って帰ってこいよ!と言われた。

休憩所にGO

これまでにない爆釣を経験した為に満足感が半端ない、ハンパラはもういいわとなってしまったので早めに休憩所に向かう。

まったり出来る、冷たい飲み物が最高に沁みる

休憩所ではご飯や飲み物を注文出来るので先ほど釣ったハンパラを調理して欲しいと頼む。

最大はIさんの釣った45cm、1kg超

一番デカい奴を調理してもらう、コイはたまに会社の人が釣り堀で釣ってきたやつを振る舞ってくれるのだが臭みがあり、正直ちょっと苦手だったりする。

カラッと揚がってます

ハンパラは魚食性のコイ科であり、日本で言うならニゴイが1番近いのだろう。魚卵も一緒に揚げてくれているが、味はどうだろうか。

豪華な食卓

釣り場でこんな豪勢な食事が出来るのは素晴らしい。

飲み物と食事を合わせた金額は¥1,000くらい、インドネシア基準で見れば高額かもしれないが文句の付けようがない贅沢だと思える、むしろ2人での金額なら安い。

気になるハンパラの味はソースをつけずにそのまま食べてみると一瞬だけコイと同じような風味を感じたが基本的にクセの無い白身で美味い。

最高

インドネシア特有のソース、ケチャップ・マニスとサンバルをつけてご飯と一緒にかき込むと手が止まらない。

インドネシアを代表するソース、甘だれに近い

インドネシアに来た頃はケチャップ・マニスをなんだこの甘ったるいタレは!と敬遠していたが今ではこれ無しでは生きれない、ご飯にかけてそれだけでイケる、成人病まっしぐらだ。

魚のサイズもあり食べ応えも抜群だ、Y字に別れた骨があって取り除く必要があるがその他は文句なしである。魚卵の唐揚げを初めて食べたがこれも美味い!

クセになりそうだ

早朝から釣りをして昼に釣った魚でお腹いっぱいにして帰って風呂入って寝る。これは中毒性がありそうだ。

過去にはボウズを何回も食らっているので毎回こんないっぱい釣れるとは思えないが1匹でも釣れれば良いのでまた是非やりたい。

釣れなくても養魚場のティラピアを揚げてくれる

来週からカリマンタン遠征に行くけど、そこでも美味しい魚が食べられるといいな。

1番美味いのは海水魚

コメント

  1. ツアート より:

    初めまして
    来年からインドネシア出向になりそうなので
    色々調べていたら辿り着き
    全て楽しく読ませてもらいました

    何度か出張で行ってるので
    ゴルフとカラオケしかなくどっちもやらない私としては
    ストレス解消出来ないのはつらいなと思っていましたが
    釣りもできるんですね

    正式にインドネシア行きが決まり
    生活が落ち着いたら釣りに行ってみようと思います

    ウズラの卵
    日本の海上釣り堀でもいける気がするので
    ちょっと使ってみます

    • azemichitanbo より:

      コメントありがとうございます!
      ジャカルタだと釣りのコミュニティも沢山ありますので毎週釣りをしている方も沢山いらっしゃいますよ!

      探せば観光地も色々とありますので楽しめるかと思います。

      海外駐在はストレスも多く慣れるまで大変かと思いますがどこかでお会いすることがあれば宜しくお願い致します。

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