スマトラ島パレンバン初挑戦の2日目、いよいよ釣りに行くぞ!という日だが結論を言えば釣りは出来なかった。

早朝に出発して目的地に着いたのだが現地の人はここにはルアーで釣れるような魚はいないという。
パービャウやトーマン釣るならここからもっと離れた別の川に行かないといけないらしい。

人によって言っていることが全員違うので何が正解か分からない。私達が来た逆の方に行かないと魚はいないと言う人もいる。
現地の船頭さんは船出してもいいけどルアーで釣るなら俺が¥1,000でバイクに乗せてベストスポットに連れてってやると言う。

何でもプランテーション内の川の水を引き込んだとこに魚はいっぱいいるから絶対に釣れるそうな。
ここまで来ちゃったし体調良くないし、ガブスをちょろっと釣って帰ろうと船頭のおじいちゃんのバイクに乗ってプランテーションに。

しかしプランテーションの入り口で警備員が中に入っちゃダメだとおじいちゃんと口論を始めてしまう。
そりゃ普通に考えたらよそ者が勝手に入っちゃマズいよね、私の為に争うのはやめて!とそのまま帰還。

結局良さそうな魚がいるポイントには更に数時間移動する必要があるということで中途半端になるくらいなら体調悪いし帰って寝ようということになった。

そもそも3日で行って釣って帰るというのは非常に難しいことは分かっていた。
ガイドさんも3日は無理よと言うように外国人が釣りたいような魚、特に淡水魚は2日くらい掛けて移動するようなとこに行かないと基本釣りのステージにも立てないことが多い。

ジャワ島で近くに日帰りで行けるダム湖があるからマヒしていたが本来人里の近くには、特にインドネシアでは本当に魚がいないのである。
ここに来る前に色々と情報を集めてくれたタクシーの運ちゃんに謝られてしまうが完全に私が悪いのでこちらこそ申し訳ないと多めに費用を払ってホテルに戻ってもらう。

道中大きな川沿いの村落に差し掛かった時、タクシーの運ちゃんがここはヤバい、麻薬の村だから急いで抜けるという話があった。
何でも北から運ばれた麻薬がここを経由して川から外国や別の島に運ばれるとのことで非常によろしくない地域らしい。
覚醒剤がとんがらしと同じ値段で買えるぜ、なんて言ってるが警察は何してるの?と聞くと警察はこの村の存在に目を瞑っているとのことだ。怖えーよ!!

そんな感じで色々なスマトラエピソードを教えてもらいながらの道中は非常に楽しかった。
昼過ぎにはホテルに着いたが体調がいよいよ悪かったので薬を飲んでそのままどこにも行かずに寝て2日目が終了した。

半日以上寝て過ごしたので体調はかなり回復している、今週からまた出張続きなのでしっかり治しておきたい。
最終日は近場で釣りスポットがあれば朝イチ釣りをしようと考えていたので昼過ぎのフライトを取っている。
釣りは既に諦めたが折角なので魚を探しに行こう。

という訳で旅先での楽しみの1つである市場巡り。早朝の6時にホテルを出て時間いっぱい市場を巡ってみよう。





そういえば最近またスラウェシ市場の記事のビューが増えていたので何事かと思っていたらYahooニュースで話題になっていた。

ここの肉屋みたいに何の肉か分からないようにするだけで犬とか猫売っててもそこまで大きな問題にならない気がするんだけど、食肉に関わる仕事は大変だなと思うばかり。




楽しいんだけど変わった魚はいないので次行ってみよう。

バイタクで10分くらい移動してきた次の市場、ここには何か変わった魚はいるだろうか?






Jelawatと言えばジャワ島の釣り堀にも入ってて釣れたことがあるが、西カリマンタンに生息している近縁種のIkan Piamという頬っぺたが赤いやつも釣ってみたい魚の一つである。








中々面白い魚が見れて満足、しかし川沿いの街なのに養殖魚ばかりで川で獲れましたって感じの魚が非常に少ない。
というかトーマン1匹しかいないしパービャウは1匹もいない、聞いても今は中々いないと言われてしまうが折角なので次に行ってみよう。

バイタクに乗って更に15分、今度はムシ川に近い市場にやって来た。
人が多くて身動きが出来ない程だが面白い物が無いか捜索を続けてみる。














籠罠で獲ったっぽい小さな魚が沢山積まれていたのでほじくり返していたらベリーダが出て来た。
正直規制されてるって言っても市場行ったらカリマンタンみたいにいっぱい売ってるんでしょと想像していたら沢山市場巡って見つけたのはこの稚魚だけなのでなんだかんだ本当にいないんだろう。

というか川で獲れた魚自体が本当に少ない、これぐらい大きな規模の市場なら漁師がこぞって持って来そうなんだが、パレンバン周辺の市場は養殖魚が7割とすると残り3割は海魚2.5、川魚0.5という感じだ。
もうちょい上流の村とか行けばトーマンとかいっぱいいるのかな?ともあれ皆が言うようにこの辺りはあまり魚がいないのかもしれない。




次の市場までそんなに距離が離れていなかったので歩いて行ってみる。
日が昇ってきて少し暑くなってきたがスマトラの気温もジャワとそこまで変わらない。
最近日本からインドネシアに来られるお客様が声を揃えて日本の方が暑いと言うので帰るのを躊躇してしまう。



パレンバンの街並みはかなりバンドンに近い感じがする。どちらもオランダ植民地の重要拠点だったということで名残があるのか、とにかく古い建物が多い。








パレンバンの市場は他の市場と大きな違いは無いがペンペッの為のすり身を大量に作っている光景は他の地方には決してないパレンバンだけの独自性だと思われる。
インドネシアの凄いところは市場でカメラ持って撮っていいかと聞いて断られたことが無く、寧ろ俺を撮れと決めポーズをくれることだ。

コンプラの厳しくなっている日本だと出来ないことなのでインドネシアの人達の明るさに助けられているのを実感する。

流石にそろそろ足が痛くなってきたので初日にも少し立ち寄った橋の近くの1番大きな市場を最後に訪れた。






5箇所程市場を巡ってやっと見つかったパービャウ、小さめのサイズで30cmも無いだろう。
売り物でこれだけ見つからないなら釣りに行ってもいないって言われる訳だ。
まあ今回は姿を見れたので良しとしておこう…











帰りしなにセカンドマーケットを見つけて立ち寄ってみる、ずっとベリーダモチーフの服とか置物が無いか探していたのだが見つからなかったのでパレンバンに来た思い出としてアンティーク屋さんで陶器のセットを購入。

足が棒になりながらホテルに帰って風呂入ったら一路空港へ、初日と2日目は体調を崩して満足に動けなかったけど来てよかったなと思うばかり。

今回も色々な人に優しくして頂き、感謝するばかり。釣りに関してはグダグダになってしまったけど、またパレンバンに来るなら今度は南を攻めてみたい。
パレンバン、いい街でした。



コメント
お疲れさまです
相変わらず楽しそうなことしてますね
二泊三日ではさすがに厳しそうですがそれはそれで素晴らしい経験をしているなと。体調を崩しながらも最大限楽しもうとしているのも感服いたしました✨
市場や町の風景も素敵でした。
昔わたくしも突然マゴチを釣りたいと思い立ち二泊三日の宮古島釣行を決行しました。小さい島でしたがまぁまぁ苦労したのを覚えています。
次回は釣果においても素晴らしい釣り旅になることを期待しております👍
コメントありがとうございます!!
そもそも体調崩していなければもうちょっと釣りに頑張れたのですが・・・次回は体調を崩さないようにして思い切り楽しみたいですね。
宮古島と言えば私も過去に訪問したのですが、釣具屋でマゴチはトップで釣れると言われて実際にトップで釣れたのに驚いた記憶があります。