2021年8月11日、今日はインドネシアは祝日である。カレンダーでは昨日だったのだが、月曜に今日出勤すれば明日は休みだと余裕をかましていたら1日ズレた、と言われてショックを受けた。急に変更になったらしい。
7/3から始まったPPKMという実質のロックダウン政策により、私の行きつけの釣り池も閉鎖しており、釣りに行けていない。6月から猛威を振るったデルタ株はピーク時には1日5万人もの感染者を出していたが、今は半分くらいに落ち着いた。それでも全く油断は出来ないだろう。
いつもの出勤の感じで早朝に起きてしまった。今日中には飲み物や生活品の買い出しに行きたいが、二度寝することもなく目が覚めてしまった。
たまには運動をしないと明らかに最近太ってしまった、ぷよぷよだ。折角外に出るなら変な虫でも探してみるかと無理矢理目的を作って外に出る。
私は西ジャワ州のバンドンエリアに住んでいるが、都市部から1時間ほど離れた片田舎だ。標高が高いので早朝の気温はインドネシアと思えないほど涼しい。
近くのドブにはグッピーが沢山泳いでいた。外来種だがジャワ島のどこのドブにもいる気がする。プレコもティラピアもそこら中にいるし、インドネシアの外来種問題は深刻なのだろう。
釣りをしていると蛇をよく見かけるが、何もしなければ向こうから逃げて行く。一度だけコブラに遭遇した時はこちらが急いで逃げた。数年前に別の島で農夫が寝ていた隙にニシキヘビに食べられたとニュースになっていたが、野生のものを見てみたい気もするがやっぱ怖い。
インドネシア人の主食は米である。一年に3回収穫出来るとのことで、非常に安価で口にすることが出来る。屋台などでは大盛りのご飯に汁気の多いおかずをかけて食べるのが一般的だ、その為味が濃いおかずが多い。美味しいのだが太る。
しばらく知らない道を探検していると溜池があった。釣りをしている人や網を投げている人がいたので新しい釣り場を見つけたと思ったが釣り禁止のポスターが大きく貼られている。上から見た感じティラピアやプレコが確認出来た。
鳥が売られていたので覗いてみる。インドネシアでは家庭で鳥を飼うことが人気だ。軒先に鳥籠を吊るすことで鳥の美しい鳴き声が幸せを呼び込むのだという。
ひときわ小さくてやたらメタリックな鳥がいた。嘴は長く、曲がっている。これはハチドリか?と聞いてみるとタイヨウチョウだという。鳥に関しては全然詳しくないが新しい生き物の知識を得ることはとても楽しい。
知らない道を歩き周り、2時間ほどが経ったのでそろそろ帰ることにする。もうスーパーも開店しているだろう。
帰り道に違う道を通っているとアクアリウムショップがあったので覗いてみる。一見イナバの物置サイズのボロ家だが10人も乗れば潰れるだろう。こんな感じで普通の道端に観賞魚を売る店はかなり沢山ある。
まるで怪魚釣り堀の放流魚とほぼ同じようなラインナップだ。これだけ色んな所で海外の魚が安く売られているから釣り堀に入れている所も多いしそこら中で外来種が繁殖するのだろう。
道端で売ってるようなやつは多分どっかしらで釣れるはずだ。ロックダウンが終わったらまた釣りに行きたいな。
帰り際にスーパーに立ち寄った。ロックダウン中はモールなどの商業施設は全て閉まっているが例外的にスーパーと飲食店は開いている。飲食店は店内で食べることは出来ず、全てテイクアウトだ。
アジやティラピア、コロソマにライギョが売られている。屋台ではカツオも一般的に食べられている。
昼食を屋台やローカルの食堂で食べてもいいのだが、食事処が感染源に多いとのことで、安全を取ってテイクアウトにする。
こんな感じで適当に歩いて帰って来たら4時間ほど経っていた。普通に足が痛い。飯食って風呂入って寝よう。
正直釣り行ってる方が街にいるより感染リスク低いね。
コメント
いろんな動物が多いですねえ そしてカラフルでとてもキレイです。
惹き込まれるます。
そして先日の記事の管理人、なかなかの癖のあるやつで見ている方は面白かったですw
コメントありがとうございます!日本よりも動物や魚との距離がとても近い国ですよ。管理人さんはクセが強すぎて・・・今となっては良い思い出です。