ジャカルタの怪魚釣り堀RCGを楽しみ尽くしに行ってきた。

釣行記

プマランから夜行列車に乗って到着したジャカルタ。

IさんにRCGに誘われていたので気合い入れてタックルを沢山持って来ていたがIさんが普通に他の用事を入れたとのことであえなくソロ釣行になった。

Rawakalong Casting Ground

インドネシアに住む釣り好きで知らない人はいないであろうRCG、今日はいくつかの目標を持ってやって来た。

ナイスアラパイマ!

ジェパラのKさんがRCG初挑戦で見事にピラルクーをゲットしたとのことで私もRCG初ピラルクーをゲットしてみたい。

色々準備してきた

ピラルクーも釣りたいがここには私がまだ釣ったことが無い魚種も豊富に入っている。

そこで今日の目標はピラルクーを釣ること、未釣獲の魚種を釣ること、フライで何かしら釣ることとした。

今日は何かが違う!?

タクシーの運ちゃんが迷いに迷い到着したのは8時前、ここの開店は7:30だが予め言っておけば5:30から始めることも出来る。

何だかんだ2日間ろくに寝ていないので流石に早朝はキツい、ゆっくり始めて夕方くらいまでやってみよう。

朝イチに来ていたのは私と毎週来ているという超常連のNさん。

いつものRCG
この日のRCG

いつもは真っ黄色で汚い手前の池が今日はめちゃくちゃ綺麗だ、天気もちょうどいいし何かいい予感がする。

上からは普通にレッドテールが泳いでいるのがよく見えている。

私はUL池でグラミーが浮いていたのでワームやフライから試してみる、が全く反応を示さない。

ふと後ろを振り返るとNさんの竿に何かが掛かっている、レッドテールかな?と見ていると巨大な魚体が浮き上がった。

ピラルクー釣られてるやん!!

しまった、今日はいい感じだと思ってはいたが早々にピラルクーが釣れている。これは私が今日釣り上げるのは難しいかもしれない。

やっぱりカッコE

グラミーなんか狙ってる場合じゃねえ!と私もピラルクー狙いに切り替える。

手前の池が釣れたなら奥の池に行くしかない。

Iさんが翌日に日本人コミュニティの釣り大会があるから奥の池はあんまりいじめるなと言ってた気がするが多分気のせいだろう。

奥の池

真ん中奥の池はオーナーさん曰く10匹くらいピラルクー入っているらしい。

じゃあ1匹くらいかまへんかまへん!という感じだがここが初めてではない私はその渋さを知っている。

一日中投げ倒して何も釣れないなんてのはあるある、ここでルアーでピラルクーを釣ることはかなりの難易度だ、私も釣ったことない。

秘密兵器

今日のピラルクー用タックルはワールドモンスターのHにカルコン200、PE5号に60ldリーダー。

ルアーは実家のタックルボックスで5年程眠っていたヴェイロンGである。かつてタイのアマゾンBKKで大活躍したルアー、既に経年劣化で怪しい感じになってるがまあ大丈夫だろう。

ここのレギュレーションに合わせてバーブレスのシングルフックに交換している。

日向は暑いが木陰は涼しい

とにかく気をつけたのは無駄なキャストをしないこと、呼吸の為に浮上してくるピラルクーの動きに合わせてキャストをする。

少し待って1秒に一回ハンドルを一周するかしないかのデッドスロー、これまではジャークで反射食いを狙ってダメだったが今日はひたすらにゆっくり巻く。

ルアーが横向きにならないようにゆっくりとゆっくりと巻く、すると不意にギュンと竿が引き込まれた。

デッッッッッ!!

ルアーを吸い込みジグザグに走る魚、これは確実にピラルクーだ!

グネグネとライギョみたいな動きだが重量感は半端ない、エラ洗いまでするのでルアーが外れないか不安で仕方ない。

タックルパワーの勝利

池が狭く、タックルも強いので決着はあっと言う間、3分も掛からなかったが緊張感は他の魚の比ではない。

ぶっちゃけメーター超えのパールムのが全然引きは強い、しかし身長超えの魚を、しかも憧れの魚を釣るという満足感は中々得られるものではないだろう。

超嬉しい

もうピラルクーはいいや、というかもう今日は帰ってもいいやとすら思える満足感と余韻に浸っていると以前ダム湖にご一緒したチカランのKさんが奥様とお子様連れでやって来た。

餌釣りをご家族で楽しむとのことで真ん中の池に野次馬に行ってみる。

またピラルクー釣れてる!?

今日の手前の池は絶好調のようでまたNさんにピラルクーが掛かっている。が残念ながら取り込み時にバレてしまっていた。

お子様も激しい引きに大興奮

餌釣りは真ん中の池のみで¥200払えば出来るがすぐにアタリがあるのでファミリーフィッシングにも向いている。

コロソマ釣ったり
カイヤン釣ったり

餌釣りはパンを練ったもので真ん中の池にいる様々な種類の魚を狙うことが出来る。

基本的にはコロソマ、カイヤン、ティラピアだが時にはこれもパンで釣れるの?という魚も釣れるのでルアーでボウズ濃厚の場合は餌に切り替えるのも一つの手である。

またピラルク釣れてるの?

奥の池でNさんが再びピラルクーをキャッチ、完全に無双状態だ。

私もここには5回くらい来ているがピラルクーが釣れているのすら今日初めて見た。

今日のピラルクーはデレデレである。

出航おおぉぉ!

私も釣りを再開する、ボートに乗ってUL池を攻略するのだ。

ここはもうひとつ渋い印象だが釣る人は釣るので上手いやり方があるのだろう。

話を聞くところによるとノーシンカーのワームでほぼ放置で偶に動かすというような真冬のバス釣りみたいなやり方らしい。

私はフィネスセットに1gガンダマのスプリットショットリグにバークレーのストレートワームを使用している。

虚無

分かってはいたがまじで渋い、アタリすらないなと池を漂流していると雨が降って来たので慌てて退避する。

UL池は本当に難しい

コーラ飲みながらスコールが去るのを待っていると割とすぐに止んでくれた。

Kさん御一家が帰り、釣り堀には私とNさんのみ、ピラルクーの一日の自己記録を更新するとやる気満々のNさん。

私も再びUL池に戻ると雨上がりで沢山の魚が浮上している。

これはチャンスと2匹並んで泳ぐアロワナの先にワームを投入、前回来た時は食わせたが合わせることが出来なかった、今回はどうか。

やったぜ

糸が走ったら合わせもビシっと決まり、良型のシルバーアロワナをキャッチ出来た。

欲を言えばアジアアロワナが釣りたいがUL池で何かしらキャッチ出来たのはデカい。

雨上がりはかなり警戒心が薄まるのだろう。

また!?

今日は凄過ぎる、私がキャッチした分も合わせて5バイト4キャッチ、いつもこうでは無いことは勿論分かっている。

オーナーさんに明日釣り大会あるから餌絞ってるのか?と聞いてみるがいつも通りだ、ただ今日はそういう日なんだと言う。

私ももう1匹くらい釣れるのでは?と錯覚しそうになるがもう満足しているので残りの時間でフライを頑張ることにする。

腕が悪い

とりあえず真ん中の池でなんか釣れろとフライをキャストするが反応は無し、そうこうしていると現地の釣り客が来て餌釣りを始めたので私も混ざることにする。

やっぱ餌よ

ワールドモンスターのHをルアーで使ったのは5年ぶりだがやはり重くて疲労感が半端ない。

魚の寄せには抜群のパワーを発揮する剛竿も投げ倒すには相当な筋力が必要だ、私は翌日筋肉痛で動けなかった。

はい
ピラルクより引いた気がする
現地の人にもカイヤンが入れ食い

みんなが投げていないとこばかり投げているとアタリは遅いが色々な魚が釣れてきた。

デッカいクラリアスも釣れた

80cmくらいありそうなアフリカンクララが釣れてきた。1.5mにまで成長するナマズとのことだがここまで大きいのは初めて釣った。

今日は大満足の一日である。

宴だーーーッ!!(1人)

朝イチの釣れそうな予感は見事に当たり、RCG=渋い釣り堀という評価が一新された一日になった。

ピラルクーのバイトの多さが天候によるものなのか、はたまた水質によるものなのかは分からないがデレデレの日もあるということが分かった。

インドネシアでは恐らく最も有名な釣り堀RCG、その魅力を存分に味わいにまた来たい。

ご家族連れでも楽しめます

コメント

  1. K より:

    釣堀でも再訪すると結構細かい変化があって面白いですよね!雨季の降水で水質なんかに変化があったのかもしれませんねぇ。また近々ジャカルタへの出張の予定があるので参考にさせて戴きます!

    • azemichitanbo より:

      コメントありがとうございます!
      RCGは常連の方曰くダメな日は何してもダメとのことですが、コンディション次第で大きく変わるようですね、私もレッドテールは毎回釣れていましたが、アラパイマが釣れている状況を見たのは今回が初めてでした。

タイトルとURLをコピーしました