カリマンタンのジャングルに釣りに行ってきた。その⑤

その他

パランカラヤ大市場を散策中、魚市場を出てからまだ見ていない市場を探検してみる。

フライトの時間が迫っているがカリマンタン島の人達の生活模様を見てみたい。

ロックオンされてしまった。

インドネシアには着ぐるみを着て音楽を流しながらお金を集める人達が沢山いる。写真を撮らせてもらったのでお金を渡すが中のオッさんと目が合った。

赤ん坊抱いてるのかと思ったら猿だった。
行商人もたくさん歩いている。
玉子が並んでいる。

インドネシアでは玉子は基本常温保管である。賞味期限も日本より長く、日本の玉子は生食を前提に販売されていることが分かる。青白いのはアヒルの玉子だ。

スパイスが沢山売られている。
ターメリックと生姜、レモングラスだ。虫みたい。
ニンニクもインドネシア料理に欠かせない
めちゃくちゃ買い込んでる。飲食店用かな。
唐辛子はどこにでも売られていて、種類も多い。

インドネシア語で唐辛子はCabe(チャべ)と呼ばれ、入っていない料理のほうが少ない。入っていなくても唐辛子、ニンニク、トマトを潰して混ぜたサンバルという調味料をつけて白ごはんを食べるのが王道である。

炒め物にゴロゴロ入っているが意外と辛くない。品種によっては口がしばらく腫れるほどに辛いので腹痛になることもしばしばだ。

売られている野菜が瑞々しい。土も着いていない。
帽子を被ったトウモロコシだ
トマトは最もポピュラーな野菜の一つである。
本当に売られている野菜が綺麗だ、萎びたものが無い。
葉野菜は日本に無いものが多い。
これは何だろう?ナスの仲間のようだけど、柿にも似ている。

インドネシアで一般的に食べられる野菜はトマト、キュウリ、ナス、キャベツ、トウモロコシなど日本でも一般的なものばかりだ。

空芯菜やキャッサバの葉は日本では見かけないが空芯菜は私の大好物である。

しかしこの市場で売られている野菜は本当に鮮度がいい。シナシナの野菜は無く、管理が徹底されているのだろう。

果物もたくさん売られている。
ランブータン、果肉は味も見た目もライチに似ている。
グァバ、ジュースにして飲まれる。現地名はジャンブ。
スネークフルーツ、サラッと呼ばれる。食感は硬い柿で不思議な味がする。
シルサックという甘い果物、ジュースにする。
見たことがない実があった。カラカラというらしい。
ミカンはジェルッと呼ばれる。ジュースや酸味が強いものは調味料に。
緑バナナは揚げ物にして食べる。

南国のフルーツは日本では全く見たことが無い物ばかりだ。味も今までに食べたことが無いような味がするものが沢山ある。

日本では高価なマンゴーやスイカ、メロンが¥100以下で食べられるのも良いところだが糖度は日本の方が高い。メロンなどはそのままではキュウリ食ってるような薄味なのでジュースにする際はガムシロップが足されている。

お店番。
お留守番。
器用な運搬方法だ。
水道管が破裂して道が水浸し。
外でも魚を売っている。

市場はそこに住む人達の生活が垣間見える非常に興味深い場所だ。しかしこのパランカラヤ大市場、めちゃくちゃ広くて入り組んでいる。

迷いそうになりながらも散策を続けていく。

ベチャという自転車タクシーだ
私が乗ると大抵ふっかけられるのでタクシーのが安い。
ゴミを運んでいる。
大量のバイクは全て日本車だ。

インドネシア人の主要な乗り物はバイクだ。自転車はロードサイクルが趣味の人くらいしか乗らない。10分くらい歩くのすら嫌がる。

自動車もバイクも9割以上は日本製である。この業界において日本製品は驚くべきシェアを誇っている。

肉屋が集中しているエリアに来た。
鶏が生きたまま計量されている。
かなり無造作に置かれている。値段も安い。
牛肉が吊られている。
変わった肉は売られていない。

スラウェシ島のダイビングで有名なマナドの近くには蛇やトカゲ、コウモリやイヌなど生き物なら何でも肉にして売っている市場があるのでここにも変わった肉があるかなと探してみたが無かった。

ニワトリ(アヤム)と山羊(カンビン)、牛(サピ)が一般的に食べられており、他にもアヒル(べべッ)が代表的だ。

イスラム教国の為にブタ(バビ)はなかなか売っていない。キリスト教や中国人のコミュニティがある地域や一部のレストランだけで食べることが出来る。

揚げ物、コロッケやかき揚げ、豆腐など。一個¥10とかで買える。
インドネシアの豆腐、現地の呼び方はタフ。しょっぱい。
伝統食テンペ、切って揚げたり炒めて食べる。
食堂の料理、基本味が濃い。
初日に食べたケトゥパット、包装に手がこんでいる。
米が売られている。パッケージが独特だ。
ソース。全部甘いか辛いか、甘辛いか。
神の調味料。
クルプッと呼ばれる揚げ煎餅、昔はベリーダが原料だった。
これがクルプッ、ご飯や麺と一緒に食べる。一個¥5とかで食べることが出来る。食堂に行くと缶に入って売っている。
調理油はパーム油、中性脂肪の塊らしい。

インドネシア人の主食は米だ。オカズは揚げ物しかり炒めものしかり基本的にめちゃくちゃ味付けが濃いのでご飯が進むが太る太る。

豆腐や大豆を固めて菌で発酵させた伝統食など、日本食に似た部分もあり、辛いのが大丈夫な人であればインドネシア料理は普通に口に合うだろう。

コロナの影響か、シャッター街がある。
ネコ、インドネシア語でクチンという
この泥棒猫!
バナナと格闘するネコ

最高に楽しいんだけど広すぎて全然周りきれない。ここまで規模が大きい市場に来たのは初めてだ。

名残惜しいけど帰って風呂入って空港に向かわなければいけない。

ポージングが様になっている。
子供はみんな目がクリクリで可愛い。
家族で買い物の帰り。
手洗いをしてコロナを終わらせよう!

この土地の生活模様が真近に見える市場は活気に溢れており、コロナ禍の苦境の中でも力強く生きる人達の営みを感じることが出来た。

今後また来る機会があるかは分からないが、次はコロナ禍が終わった後でもっと活気ある姿を見てみたい。

さよならカリマンタン。

飛行機に乗ってジャワに帰ったら有給も終わり。忘れられない休暇になった。

また上司に一生のお願いしよう。

コメント

  1. リトルN より:

    お疲れ様です。
    もの凄くワイルドなツアーでしたね~♪
    ジャングルでの釣りなんて憧れですが、色んな意味でハードルが高そうです(汗)
    ルアーの選択なんかが興味深かったですが、何といってもインドネシアのジャワ島以外の生活ぶりが一番印象に残りました!
    これからもインドネシアでの釣行記を楽しみにしております!

    • azemichitanbo より:

      コメントありがとうございます!
      私もジャングル探検は小さい時からの憧れでしたが、憧れの人はこちらの思い知らずというところでした。カリマンタンはジャカルタから2時間で行けるので、是非リトルNさんも挑戦してください!時期さえ間違えなければ楽園らしいですよ!

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