パランカラヤ大市場を散策中、魚市場を出てからまだ見ていない市場を探検してみる。
フライトの時間が迫っているがカリマンタン島の人達の生活模様を見てみたい。

インドネシアには着ぐるみを着て音楽を流しながらお金を集める人達が沢山いる。写真を撮らせてもらったのでお金を渡すが中のオッさんと目が合った。



インドネシアでは玉子は基本常温保管である。賞味期限も日本より長く、日本の玉子は生食を前提に販売されていることが分かる。青白いのはアヒルの玉子だ。





インドネシア語で唐辛子はCabe(チャべ)と呼ばれ、入っていない料理のほうが少ない。入っていなくても唐辛子、ニンニク、トマトを潰して混ぜたサンバルという調味料をつけて白ごはんを食べるのが王道である。
炒め物にゴロゴロ入っているが意外と辛くない。品種によっては口がしばらく腫れるほどに辛いので腹痛になることもしばしばだ。






インドネシアで一般的に食べられる野菜はトマト、キュウリ、ナス、キャベツ、トウモロコシなど日本でも一般的なものばかりだ。
空芯菜やキャッサバの葉は日本では見かけないが空芯菜は私の大好物である。
しかしこの市場で売られている野菜は本当に鮮度がいい。シナシナの野菜は無く、管理が徹底されているのだろう。








南国のフルーツは日本では全く見たことが無い物ばかりだ。味も今までに食べたことが無いような味がするものが沢山ある。
日本では高価なマンゴーやスイカ、メロンが¥100以下で食べられるのも良いところだが糖度は日本の方が高い。メロンなどはそのままではキュウリ食ってるような薄味なのでジュースにする際はガムシロップが足されている。





市場はそこに住む人達の生活が垣間見える非常に興味深い場所だ。しかしこのパランカラヤ大市場、めちゃくちゃ広くて入り組んでいる。
迷いそうになりながらも散策を続けていく。




インドネシア人の主要な乗り物はバイクだ。自転車はロードサイクルが趣味の人くらいしか乗らない。10分くらい歩くのすら嫌がる。
自動車もバイクも9割以上は日本製である。この業界において日本製品は驚くべきシェアを誇っている。





スラウェシ島のダイビングで有名なマナドの近くには蛇やトカゲ、コウモリやイヌなど生き物なら何でも肉にして売っている市場があるのでここにも変わった肉があるかなと探してみたが無かった。
ニワトリ(アヤム)と山羊(カンビン)、牛(サピ)が一般的に食べられており、他にもアヒル(べべッ)が代表的だ。
イスラム教国の為にブタ(バビ)はなかなか売っていない。キリスト教や中国人のコミュニティがある地域や一部のレストランだけで食べることが出来る。











インドネシア人の主食は米だ。オカズは揚げ物しかり炒めものしかり基本的にめちゃくちゃ味付けが濃いのでご飯が進むが太る太る。
豆腐や大豆を固めて菌で発酵させた伝統食など、日本食に似た部分もあり、辛いのが大丈夫な人であればインドネシア料理は普通に口に合うだろう。




最高に楽しいんだけど広すぎて全然周りきれない。ここまで規模が大きい市場に来たのは初めてだ。
名残惜しいけど帰って風呂入って空港に向かわなければいけない。




この土地の生活模様が真近に見える市場は活気に溢れており、コロナ禍の苦境の中でも力強く生きる人達の営みを感じることが出来た。
今後また来る機会があるかは分からないが、次はコロナ禍が終わった後でもっと活気ある姿を見てみたい。

飛行機に乗ってジャワに帰ったら有給も終わり。忘れられない休暇になった。
また上司に一生のお願いしよう。
コメント
お疲れ様です。
もの凄くワイルドなツアーでしたね~♪
ジャングルでの釣りなんて憧れですが、色んな意味でハードルが高そうです(汗)
ルアーの選択なんかが興味深かったですが、何といってもインドネシアのジャワ島以外の生活ぶりが一番印象に残りました!
これからもインドネシアでの釣行記を楽しみにしております!
コメントありがとうございます!
私もジャングル探検は小さい時からの憧れでしたが、憧れの人はこちらの思い知らずというところでした。カリマンタンはジャカルタから2時間で行けるので、是非リトルNさんも挑戦してください!時期さえ間違えなければ楽園らしいですよ!