Monstero Fishing Parkのモンスターポンドに挑戦してきた。

釣行記

ソロでの出張を終えたが翌週は東ジャワへの出張、移動がしやすいように週末は中継地点としてスラバヤに滞在することにした。

スラバヤに行くなら行くしかない。

早朝は絶対門閉まってる

ソロから電車に乗ったのは深夜1時、4時にスラバヤの駅に着いたら速攻でタクシーでモンステロを目指す。

受付にも誰もいない

大声で叫んで入場したらスーツケースなどをレジ裏に置かせてもらい、釣りの準備を開始する。

マイクロポンドも行きたいがとりあえずULポンドでまだ見ぬ魚を釣りたい。

準備万端

カナリア2セットを準備したら付けるルアーを悩む、狙いはやはりダトニオ。ジャウーやジャガーキャット、オキシドラスなどのナマズやアジアアロワナ、一応入っているというパプアンバスも釣ってみたい。

しかしULポンドはめちゃ渋い、ルアーを小さくするかリアクションバイトを誘発するような物でないと厳しいだろう。

開始早々にアタリが

虫ヘッドの3gにワームを付けて放り込むとすぐにアタリはあった。

早朝、誰も入っていないファーストキャストはいつも調子がいい、結構引くなとやりとりをしてると虫ヘッドの針が曲がって外されてしまった。

その後もう一度何かが掛かったがやはり外されてしまう。

桟橋周りを丁寧に狙う

これは掛かる魚に対して針の軸が細いなと針を普通の針に変えてアンダーショットで底をゆっくりネチネチ攻める。

一発目はゼブラティラピア

桟橋下で結構いいアタリがあり、25cm程のゼブラティラピアが上がってきた。

普段釣れない魚なので嬉しいが折角なら知らない魚を釣りたい、その後同じ場所で50cm程のアリゲーターガーが釣れたが桟橋から抜き上げる前に針が外れてしまった。

こいつは中々デカい

桟橋を釣り歩くと大きなアタリがあり、桟橋の橋脚に巻かれてしまうも何とかキャッチすることが出来た。

60cmほどのアルビノコロソマだ、前釣ったのより全然デカい。

釣れない時間が続く

オーナーのアンディさんが様子を見に来たので色々と質問をしたが魚自体は頻繁に放流をしているらしく、ピーコック(キクラモノクルス)やバラマンディ、マングローブジャックを最近入れたばかりだと言う。

2年前に初めて来た頃の方が岸際に色んな種類のピーコックがいたり色々見えたと話すとプレデターが犇めく池のパワーバランスは繊細ですぐに変わるのだそうだ。

今は大きくなったレッドテールやパールムが幅を効かせてきているので必然的に他の魚は追いやられているらしい。

岸際の窪みに大体大きな魚が潜んでいる

タイガーショベルも沢山大きくなって来ていて岸際にいるぞということなので岸際も攻めてみるとすぐにアタリがあった。

小さくてもめちゃ引く

かなり走ったので期待をしたがレッドテールだった。釣れないよりは嬉しいがやはり違う魚が釣りたい。

毛鉤を放り込んでみると

釣れないので毛鉤を落としてみるとブラックベルトシクリッドがすぐに釣れた。

ワームに反応が薄い魚にも効果が高い毛鉤は中々いい感じだ、フライを試してみたいが出張のスーツケースを圧迫するので他のタックルとの取捨選択を求められるのが辛いところだ。

暑いし虫が多い

その後特に釣果は無く昼になった。ほぼ徹夜なので今日は帰って明日マイクロポンドでもやるかと受付で支払いをするとマイクロポンドの料金が無いことに気づく。

なんとマイクロポンドは既に閉鎖されているとのことだ、どこからかライギョが2匹侵入し小魚を食い荒らしてしまったらしい。

実のところ客入りも悪かったらしく、立て直しがされぬままに半年続かずに閉鎖になったとのことだ。

めちゃくちゃ楽しかったのに…

明日はどうしようかなとひとまずホテルにチェックインして昼寝する。

モールに飯食いに来た

減量中の為に一日一食の慎重な選択をしにモールに来ると爬虫類の展示会をやっていた。

アクアリウムショップはそこら中にあるが爬虫類を扱う店は稀なので覗いてみる。

日本でも人気のレオパが沢山

レオパードゲッコーが沢山売られているが値段は¥1,000〜と非常に安い。

冬の無いインドネシアは爬虫類の飼育も日本より気軽そうでいいな。飼えないけど。

フクロモモンガ
あっちにも
こっちにも

やたらあちこちでフクロモモンガが売られている。タイとかでもハムスター感覚で飼うのが流行っていると聞いていたがインドネシアもなのか。

日本では販売禁止されている蛍光塗料が入った魚
様々なリクガメも
ハミルトンクサガメ!?

ワシントン条約で国際取引の禁止されているハミルトンクサガメ、日本では登録された個体のみが50万以上で販売されているがここでは¥7,000である。

リクガメもホウシャガメっぽいのがいたりこちらの法律は緩いのか、それでも飼おうとは思わないが…

味噌ラーメンうまし

飯食ってホテル帰って即寝する。いつもなら日曜日にはバンドンに帰っていたので急いで早朝に釣りをして帰っていたが今回は更に東に行く為にもう1日滞在が出来る。

ベチャに乗って市場に来た

特に他にしたいことも無いし、ゆっくり寝て市場で餌買ってモンスターポンドで餌釣りでもしよう。

何を買っていこう

モンステロのモンスターポンドに入っている魚はレッドコロソマ、ブラックコロソマ、バラマンディ、アリゲーター、レッドテール、パールム、カイヤン、メコンオオナマズである。

このラインナップならバラマンディが釣りたいなとバラマンディが釣れそうな餌を探す。

鶏肉もいいね

最近Iさん一行がモンステロに行った時は鶏肉でバラマンディが釣れたらしいが鶏肉と生き餌(キノボリウオ)は釣り堀でも買えるのでここはスラバヤらしいあの餌を探そう。

見つけた

海が近いスラバヤならではの市場で買える餌、先日マレーシアで釣果の良かったエビを探していた。

バナメイエビを¥500分購入

時間は朝の7時過ぎ、市場でエビを購入したら一路モンステロを再び目指す。

翌日は朝の3時に出発しないといけないので昼くらいまで軽く楽しもう。

門が開いている時間に来るのは初めて

正規の営業開始時間は8:00であるがこの時間に来るのは余裕があっていい。餌だしまあ大丈夫だろう。

まだ客はいない

モンスターポンドにはまだ客はいない、これはラッキーだなとタックルを準備する。

エビの数は十分

カナリア610Mにカルコン200、PE4号に60ldリーダーといういつものセッティングに針を付けてエビを投入、餌が沈む前に何度も糸が走るも針掛りせずにエビだけ取られる。

バラやナマズ系なら一口なので餌取りの正体は大体想像がつく、1匹掛けしていたエビを半分にして再度投入。

安定のコロソマ

想像通りの魚ではあるが今日はコロソマでもいい、ただしレッドコロソマではなく純粋なブラックコロソマが釣りたい。

タンバッキーとも呼ばれる

レッドでも交雑でもないブラックコロソマは結構レアだ、私も釣ったこと無いかもしれないので是非釣りたい。

しかし連続で釣れてくるのはいつものレッドコロソマだ、そうこうしていると全く走りが違う魚が掛かった。

パンパンのバラマンディ

全く引かなかったがもの凄い体高とボテ腹のバラが釣れた、サイズは60cm程か。

恐らく卵を持っているが餌として放されている大量のマヤンシクリッドとレッドデビルがいるのでここで卵が孵り成長するのは難しいだろう。

バラ狙うなら絶対右端

バラマンディは池の右端に集中している、プカプカ浮いているので姿は確認出来るが明らかにメーター超えているデカいやつもいる。

あれが釣りたいなと右の方にエビを投入すると程なくして糸が走る。

またバラマンディだ、今回は激しい引きと繰り返すジャンプ、シングルフックのバーブレスの為にヒヤヒヤするがバラはこれがあるから楽しい。

デケェ!

80cm前後のバラマンディ、体高も高く超カッコいい。

マレーシアで釣ったスズキみたいな細いバラは何だったのかと思う程別格の貫禄である。

ぶっちゃけ引きはコロソマとかレッドテールの方が遥かに強いがそれでもバラの方が嬉しい。

他のお客さんも増えてきた

ちらほら客が増えてきてバラマンディポイントは占領されてしまった。

欧米のお客様らしいがスタッフさんが付いて魚が掛かったら渡すという大名釣りだ。

スタッフさんはウキ仕掛けに鶏肉を付けてプカプカ浮いているバラマンディがリアクションバイトで食い付くまで何十回も鼻先向けてキャストしていた。

ポイント移動

仕方なくポイントを変えてエビを投入、手がエビ汁でベタベタだったので手を洗い振り返ると竿が曲がっている。

慌てて戻りドラグを締めてファイトに移るがデカいレッドテールと思われる引きに竿がのされてしまう。

竿が一直線にされてしまった瞬間、竿のガイドが変な方向に向いていることに気づくが既に遅く、ラインの摩擦で竿のトップパーツが抜けてしまった。

R.I.P.

トラブルに頭は真っ白になるも魚は待ってくれない、竿のパーツがプランプランなっている先では出島を曲がり糸ズレするライン。

そっちに行っちゃだめ〜!!という願いも虚しく出っぱった陸地にスレたラインは切られ沈んでいく竿先。

茫然自失

やっちまった、近頃パワー不足は実感していたがこの1年の主力として数々の魚を釣った相棒とも言えるタックルロスト。

帰国してワールドモンスターを持って来たので今後レッドテールかパールム入ってる釣り堀は絶対そっちを使うつもりだがあまりに辛い。

パーツは取り寄せ可能とはいえ安いものではない、今後はマルチピースの竿を使う時は魚を釣る度にチェックを欠かさないようにしよう。

タックル借りて釣り再開

まだ時間も餌もあるので釣り堀の貸しタックルで釣りを再開、すぐにパールムが釣れたが釣り堀のグラスファイバーが多めのぶち曲がる竿も強引なファイトが出来て悪くないなと思える。

マルチピースのベイト竿でグラス多めのしっかり曲がって折れない雑な扱いが出来る竿って無いのだろうか。

追加でバラマンディ、ナイスファイト

大名行列がレッドテールに狙いを変えて移動したのでバラマンディポイントに戻り先ほどと同じくらいのバラが釣れた。

嬉しいがやはり魚は好きなタックルで釣ることも喜びに繋がると実感する。

カナリア610Mのパーツも買わないとだけど、Hクラスもやっぱり欲しいな。

泳がせで狙うキッズ、食いつくまで待てない

エビが切れたのでスタッフさんに貰った鶏肉を最後にしようとキャストして放置、小さめのバラが飛んだので釣れてなかった子供に竿を渡して終了。

バラは鶏肉でも普通に釣れる

お気に入りのマイクロポンドが閉鎖してしまったモンステロ、釣れないも夢のあるULポンドか確実な釣果があるモンスターポンドかの二択。

ULポンドで餌が解禁されるなら飛んで行くのだが、次こっちに出張ありそうならスーツケースにはフライ竿を入れてみよう。

スラバヤはいいところ

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