中部ジャワの怪魚池に釣りに行ってきた。

釣り場

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※過去レポになります。

私がインドネシアに来て最初に住み、5年ほど過ごした地域は世界遺産の遺跡で有名なジョグジャカルタだった。

プランバナン遺跡群、世界遺産の遺跡だ

仕事の休みが日曜しか無く、長期の休みは日本に帰っていたので釣りらしい釣りはほとんど行けていなかったのだが、ここ中部ジャワにも大物の釣り池はある。

West Lake Jogja

ジョグジャカルタの街を囲む環状道路の外れに位置している。

街の中心部から西へ2-30分ほど、ここはホテルが経営しているレストラン兼釣り池だがコロソマを始めとしてピーコックバスやナマズ類、ガーなどの大型のプレデターフィッシュが多く入っている。過去にはピラルクも釣ることが出来たようだが、現在はレストラン内の堀に移されている。

Arapaima gigasいっぱいいる。

150cmはありそうなピラルクがすぐ下の足元にいるのは中々壮観である。他にもトーマンやガー、ピーコックにレッドテールなど、釣り池にもいるという噂の魚も見ることが出来る。

レストランはインドネシア料理を提供している。

釣り池はレストランと一緒になっており、入場時に席を選んで釣り料金として¥2,000を支払えばその代金分の料理を注文することが出来、余った分は返金こそ出来ないが煙草などと交換も出来る。つまりお腹いっぱい食べて飲んでタダで釣りをすることが可能なのだ。

料理は値段の割に量が多い。味は普通。

しかしながらやはりレストランということで休日は結婚式などが開かれているとめちゃくちゃうるさい。時には全席貸し切りで釣りが出来ないこともある。

釣りをするなら中央にある浮島のような場所の席が良い。

ここに限らず釣り堀は朝一すぐの時間しか反応しない魚も多いので、開店してすぐに来るのが一番良いのだが、日中は足漕ぎボートが釣っている前を横切るなんてことも普通にあるので、夕方に来て夜まで釣りをするという感じのほうが良いかもしれない。

夜は風が心地良く、まったりと釣りが楽しめる。

夜は涼しく、ジャズなども流れており、非常に優雅な気分で釣りを楽しむことが出来る。これはこれで非常に楽しい。

足漕ぎアヒル、下には結構魚が付いている。

友達を誘ってもレストランと一緒になっているのでまったり食事やお茶をしながら釣りを楽しむことが出来る。

釣りしている前をバンバン通るアヒル。

ここは実際釣りをするとコロソマしか釣れない。インドネシアに来て初めてコロソマを釣った時はあまりに引きが強かったので驚いたのを覚えている。

いくらでも釣れる。引きだけは強いコロソマ

ルアーをしている人もよく見かけるが、ルアーで釣るのはなかなか難しい。釣れてもコロソマだろう。

ガーやナマズ類、トーマンなども一応入ってはいるみたいだが釣れているのは見たことが無い。ティラピアとコイくらいか。

cichla ocellarisマレーシアなどにも移入されている。

ピーコックバスは釣り池内で繁殖しているようで、小型から中型まで色々なサイズを釣ることが出来る。

初めて釣る魚がこんな大きいなんて、羨ましい。

友人に良い釣果が出ると嬉しくてついつい熱がはいってしまう。自分が熱中する趣味を楽しんでもらえるということはとても喜ばしい、それは日本でも、インドネシアでも変わらない。

小さいのはいっぱい釣れる。

しかしながら基本的には釣れてくるのはコロソマ、ピーコックばかり。他の魚もいるのだろうが中々難しい。

ここのコロソマはレストランで余った料理が池に放り込まれているものを食べまくっているので注文した料理の一部を針に付けるだけでも入れ食いである。

レジの後ろ、餌を投げると気持ち悪いくらい寄ってくる。

ジョグジャカルタは観光名所が多く、それらの観光名所を押しのけて釣りをするという選択肢には中々ならないかもしれないが、West Lake Jogjaはホテルにもなっているので宿泊をして観光帰りに夕食を食べながら竿を出すということも出来る。

ジョグジャカルタのマリオボロ通り、今はかなり綺麗になっている。

インドネシアで観光するならバリかジョグジャが鉄板である。ご飯も美味しい。またジョグジャカルタ に行く機会があればゆっくり観光したい。

釣りは、他の釣り堀のほうがいいかな。コロソマしか釣れないし…

Balekambang Solo

Tamanはインドネシア語で公園

所変わって同じく中部ジャワ州、スラカルタ県だ。ジョグジャカルタからは車で2時間程、電車なら1時間の距離にある。

暑いが自然が多く、伝統的な建築物が多い。

スラカルタ県、通称ソロという街は現大統領ジョコウィ氏の出身地であり、バティックというインドネシア伝統生地の産地である。

ジョグジャのように派手な観光地は無いがそこそこ大きなモールなどは数軒あり、非常に落ち着いた街で住み心地はちょうど良い。

インドネシアの伝統生地、バティック。これが正装になる。

名前だけは聞いたことがあるジャワ原人はすぐ近くのサンギランという地域で発掘されており、そこそこ面白い博物館がある。

雑貨屋を巡るのも楽しい。(そんなに安くない)

以前出張でジャカルタに行った際にカルコンを買い、その足でソロに出張があり、ホテルの部屋でリールをグルグル回しながらニヤニヤしていたがやはり物足りない。

買ったばかりのリールを試したくて仕方がなく、調べて出てきたのがこのバレカンバンソロだ。

何度もソロには来ていたが、こんなところに怪魚釣り堀があるとは知らなかった。

リールだけ買っていたのでベイトロッドは無い、そこで急遽休みに釣具屋で道具を揃えてから釣りに行くことにした。

近くの釣具屋にて購入、いい感じだ

¥2,000の竿とPE3号ライン、40ldリーダーと安物ルアーを買っていざ出撃。

安物の竿のわりにデザインも悪くない、良い買い物をしたとこの時は思っていた。

ソロの中心部に位置している。

街の中心部にほど近い公園の中にある釣り池だが、色々な魚が釣れるようだ。コロソマにレッドテール、ピーコックにワラゴレイリー、ベリーダと素晴らしい内容に否応にも期待が高まる。

ワラゴーレイリー釣りたいなあ。

料金は終日で¥500円とかなり安いが大丈夫だろうか?

他の客も既に釣りを開始しており、ルアーをしている人も餌をしている人もいる。

シカが歩き回っている。お尻をたまにつつかれる。

何が釣れるのか聞いて見ると、コロソマしか釣れねえぞ、という答えが返ってきた。うーん、あるある。

確かに周りを見てみると釣り上がっているのはコロソマだけだ。しかしながら一応は他の魚も入っているというのでやってみないことには分からない。

白鳥も歩いている。

ルアーを水を撹拌する機械の付近に投げていると反応はすぐにあった。バイトの瞬間にギュイーンと走るこの感触、正直これだけで何が釣れたか分かってしまう。

買ったばかりのベイトでドラグを調整しながら魚をいなしたいのだが全く止まらない。巻いたばかりの糸をほとんど引き出しつつも少しずつ寄せてくる。

足元まで魚が寄ってきた瞬間、竿を立てた際にバキっという嫌な音がした。

おニューの竿(一戦一引き分け、引退)

魚を釣っていて竿が折れたのは初めてだ、コロソマの引きは確かにバカ強いがこれは買った竿が悪かったというべきか。

買ったばかりの竿が一瞬で使い物にならなくなってしまった。やはり安かろう悪かろうなのか。

今回は諦める・・・訳が無い!

おニューの竿(2本目)

もう一回釣具屋に行って竿を買う、今度はちょっと高いやつだ。¥6,000くらいした。

ゴミが釣れたのかと思った。

再度出撃するもバラシを含め掛かったのはコロソマのみ、途中プレコがスレで引っかかってきたが、他の魚種を釣ることは出来なかった。

釣り人は多いが、コロソマしか釣れていない。

時たま大きなパルーンやレッドテールタイガーと思しき魚体が浮き上がっていたので別の魚もいるにはいるのだろう。

¥500でコロソマのクソ強い引きを味わえると割り切って行くのなら悪くは無い気もする。

また出張があったら竿持って行こうかな。

コメント

  1. 無色セブン より:

    2000円のロッドとリールが見合ってないですねw
    最後のコロソマっていう魚は体高があるから、凄い引きそうですね
    大きさも60センチくらいあったんじゃないでしょうか?

    • azemichitanbo より:

      コロソマは本当に引き強いですよ!同体長なら私が釣った中では1番引きが強いと思ってます。静岡でも釣れる釣り堀があるので、是非お試しください!

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