プルワカルタのダム湖に釣りに行ってきた。

釣行記

このブログを見てくださっている皆さま、新年明けましておめでとうございます。

クリスマス頃から年末年始も仕事仕事、お客様からの愛のある可愛がりに胃がストレスでマッハ。

そんな中Khusnulさんより釣りの誘いがあった。

西ジャワ州の水がめ

西ジャワ州にはJatiluhur、Cirata、Sagulingという3つの巨大なダム湖があり、首都圏の水源や灌漑、水産資源の為の重要な役割を担っている。

ジャワ島では外来種のトーマン
コイ科のハンパラ
在来種のストライプスネークヘッド

Khusnulさんは仕事がてら3日間かけてこれらのダム湖を巡り釣りをするとのことで、お前も来いよとのことである。

ほぼ釣り堀専と化した私だが自然の釣り場はこんな機会が無いと行くことはまずないので二つ返事で参加することにした。

集合場所に到着したのは朝5時

日が変わるまで仕事をして準備する間もなく出発、既にグロッキーだが2022年の初釣りに期待は否が応でも高まってくる。

ロケーション◎

朝の空気は超清々しい、バンドン程ではないが早朝の空気は涼しい。Khusnulさん達と合流し昨日の結果を聞いてみるがホテイアオイが多すぎて思うような結果が出なかったらしい。

烏骨鶏や鶏、山羊が周囲を歩き回っている。

確かに湖面はホテイアオイがめちゃくちゃ茂っている。以前別のダム湖に行った際はここまでボーボーには生えていなかったので、時期的なものもあるのだろう。

釣りの準備

今回の参加者はKhusnulさんとPujiさん、同じくスラバヤから来た現地男性と以前釣行にご一緒した日本人駐在の方を含む5人だ。

私は竿2本で スピナーベイトと以前ダム湖で釣果のあったシンペンをセッティング。あまりにバタバタしていたのでこれくらいしか持って来ていないが今日はこれを投げ倒す予定である。

トーマンはなんだかんだKampung Batuでいっぱい釣ってるので普段釣れないハンパラが釣りたいな。

いよいよ出航!

インドネシア勢と日本勢に分かれて乗船、朝1番の船は朝霜で濡れており、乗る際に速攻で滑って派手に転ぶ、服は既に泥まみれだ。

このブログのほぼレギュラーのkhusnulさんとpujiさん

あちらの船に比べて私達の船はかなり小さく、傾くと一瞬で水に浸かりそうだ。もう少し大きければ立って釣りが出来るのだが、慣れていないとちょっと難しい。

魚の養殖場の際をランガンで探る

以前別のダム湖でも経験したが広大な釣り場では基本的に養魚場の周囲に付いている魚を探す。

養魚場の囲いの網の下や周囲の竹枠の下に魚が潜んでいるのでタイトに際を撫でるように攻めることで魚がルアーに飛びかかってくる…はずだ。

早々に同船者の方のトップに激しいバイトがあった。残念ながら乗らなかったがその後もトップには明確な反応が出ていた。

以前釣ったパターンをひたすら試す

水面への反応は出ている、私は実績のあるシンペンをひたすら水面下でトゥイッチしているが養魚場周りにいるレッドデビルがつつくようなアタリしか無い。

養魚場の網によく引っかかるが回収は容易だ

そこかしこで魚はライズしているがルアーに反応は無い。派手に音を立ててバシャっと出ているのを見て船頭さんがあれはパンガシウス、あれはハンパラ、あれはベリーダと非常に詳しく説明してくれる。

なに!?ベリーダいるの!?

ベリーダバンコックと言っているので外来種のスポッテッドナイフのことだが、以前調べて記事を書いた時に引用した魚リストには入っていなかったのでノーマークだった。

ジャワ島の魚をまじめに考察してみる
インドネシア、ジャワ島に生息する淡水魚に関する情報は非常に少ない。まだ見ぬ怪魚を釣る為にも現地の情報を基にどんな魚が生息しているかを調査し、新たな可能性を切り開いていく。

なんでもスポッテッドナイフが放流されていて定着しているらしい。このブログのアイコンになってる魚だし、これは釣りたいな。

ライズは多いがルアーに反応は無い。船頭さんによるとライズ後に急潜航して養魚場の網の下に潜るので普通はミミズで餌釣りをするらしい。

確かにマレーシアとかでもクランクベイトやディープダイバーで狙うとの話を聞いたことあるがそんなのは持ってきていない、というか持ってすらない。

釣り堀にもよく入っているスポッテッドナイフ

釣り堀でも釣ったことある魚だが、本気で釣るならいつか小魚持って来て泳がせるか。今日はとりあえずハンパラを狙うことにする。

めちゃくちゃ暑くなってきた

周囲をランガンしまくるが全く反応は無い、ここは釣れるだろってポイントにも今日イチだろってキャストにも反応は無い。

船頭さんは今日はおかしい、普段はこんなことは無いんだけどとしきりに言っている。もしかしてレンジが違うのでは、という考えがよぎるがひたすらに水面下を探っていく。

不貞寝

全然釣れない、変な体勢で座っていたので腰がめちゃくちゃ痛い。暑いし身体も固まってツラいのでここらで納竿とする。

2022年はボウズスタート

時間は11時、私達が帰ってきたタイミングでkhusnulさん達も帰って来ていた。やっぱりこの暑さでは釣りが出来る時間も限られている。

Khusnulさん釣れた?と聞いてみると超笑顔だ。

めちゃくちゃ釣れてるぅ〜

いっぱい釣れている、そしてデカい。何使ってたの?と尋ねると金のスプーンだという。

やはりレンジが下だったか、Khusnulさんも最初はプラルアーでやっていたが釣れなかったのでレンジを下げたらしい。プロは違うぜ。

という訳で2022年最初の釣りはボウズ。寝ていなかったので車に乗った瞬間に意識が無くなり、気づいたらアパートにワープしていた。

風呂に入ってガブ飲みするキンキンに冷えたコーラが美味い。

やっぱり釣り堀が1番だな!次は釣り堀に行こう!

本年も何卒宜しくお願い致します。

コメント

  1. リトルN より:

    こんにちは!!
    先日はありがとうございました 
    釣れませんでしたが本当に楽しかったです!!!
    ・・・Khusnulさん、やっぱプロは違いましたね~ 
    でもやっきになってトップを投げたのも正解だったと個人的には思ってます(笑)
    釣れればカッコいいルアーで釣れる可能性があるって解っただけでも収穫でした。
    そんな事を言わず、またダム湖に行きましょう(^^)/

    • azemichitanbo より:

      こちらこそ、先日はありがとうございました!
      私は次があるなら生き餌でベリーダ狙いつつミミズ、練り餌とか色んな餌でフィッシュイーター以外の魚も狙ってみたいです。
      近いようで中々気軽には行けないので、またしっかり準備してから行きたいですね。

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